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渡り廊下に差し掛かった時、新開さんが立っていることに気づいた。
良かった、新開さんに怪我はなさそう。
そう思ってほっとした時、新開さんの隣りで何故か正座している箱学の制服を来ている男の人が２人いることに気づいた。
「
･････ひっ！」
「姫･･･？」
私が小さく悲鳴をあげて巻島先輩の首に抱きつくと、巻島先輩は不思議そうに聞いてくる。
でも私は、あの男の人２人の顔を見てしまって、収まっていたはずの体の震えはまたカタカタと震えだしてしまった。
青八木先輩が巻島先輩の前に出て、だっこされていた私を背に庇う。
「････あいつら、です。姫を傷つけたのは」
「「「っっ！」」」
青八木先輩は新開さんに聞こえる声で叫んだ。
「何故･･･連れて来たんです･･･っ！姫が脅えている･･･っ！」
「俺も、反対だったんだけどね･･･。おっと、靖友。来るなよ。おめさんが１番に手をあげそうだ」
「･･･黙ってられっかよ」
荒北さんがそう言うと、新開さんはチラリと私の姿を確認して、辛そうに顔を歪めた。
新開さんは男子生徒の頭をがっしりと掴むと何かを呟いているけど、ここからでは何を言っているのか分からなかった。
青ざめた２人は凄い勢いで土下座をして大声で『すみませんでした！！』と叫ぶ。
でも私は、２人の声でさっき起こった出来事がフラッシュバックして巻島先輩にしがみつくしか出来ない。
嫌だ･･･聞きたくない･･･っ。
巻島先輩は私の背中を優しく擦っているけど、その手は震えていた。
遠くから足音が聞こえてきて、そちらにゆるゆると視線を向けると、東堂さんが知らないおじさんを連れて来ていた。
「やあ、待たせたな！さて、先ほど話した通りです。あのか弱き女の子はあのように脅えています。そしてあの状態･･･。どうしますか？」
「っ！こんなに小さな子に･･･なんて酷いことを･･･！お前ら。何てことをしてくれたんだ！」
必要以上にというか、鬼のような形相で怒っている。
この学校の先生だろうか･･･？
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瑠璃色の夢(プロフ) - ダリアさん» いつも感想ありがとうございます＾＾こんなに遅い時間にまで読み進めてくださっていたのだと感動してしまいました★毎日１話更新しておりますのでご無理なさらず読んでくださると嬉しいです♪今後ともよろしくお願いいたします(*^^*)因みにこの時間が執筆構想時間です★ (2019年8月14日 1時) (
レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
ダリア - 今回のお話では涙目になってしまうシーンがあったり、ほわほわするお話もあってとっても楽しめました♪次も頑張って下さいね！ (2019年8月14日 1時) (レス) id: 7c4b8b3529 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - az☆azさん» 嬉しい感想ありがとうございます＾＾弱虫姫箱学偏も楽しそうですね♪この小説が落ち着いたら書いてみたいと思います！今後も頑張っていきますのでよろしくお願いいたします＾＾ (2019年7月14日 23時) (レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
az☆az(プロフ) - とっても面白いです！箱学として通ってる姫も読んでみたいです！お時間の方があればよろしくお願いしますm(_ _)m更新頑張ってください！ (2019年7月14日 23時) (レス) id: 22cdeb44e5 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - 猫柳さん» 嬉しいコメントありがとうございます＾＾とても励みになります♪毎日更新頑張りますので今後ともよろしくお願いいたします＾＾ (2018年12月29日 1時) (レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃色の夢 | 作成日時：2018年12月14日 0時
