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泣くだけ泣いて、みんなに見守られた私は、落ち着いたらお腹がくぅと情けなく鳴った。
みんなに心配されながらお昼ごはんを食べることになった私は、いつも以上に過保護になってしまった先輩たちに困惑している。
この分だと、おトイレやお風呂の時もどうなるかと心配になってしまった。
あれから、誰も何も聞いてこないし、腫れ物に触るような気遣われ方だと思う。
それでも、私は何も聞かれないことにホッとしている。
福富さんも、新開さんなら心配ないだろうと言って、それ以上は何も言わなかった。
それにしても･･･。
「･･･ほら。あーんっショ」
「････えっと。私、手使えます･･･けど･･･」
「･･････あーん」
「えっと･･･。巻島先輩･･･？あの･･･」
「･････････あーん」
「･･･ぁ、あーん･･･」
「･･･巻島の貴重な餌付けシーンだな」
田所先輩は微妙な顔で言うけど、なんでこんなことに････？
金城先輩に目で助けを求めても、困ったように微笑んで、首をゆるゆると横に振られた。
諦めろということですか･･･。
オムライスは好きだ。
箱学は共学だからか、食堂のメニューの中には『ハーフサイズ』が存在していて嬉しい。
頬が腫れているので口を開けると頬が引き攣る感覚がして、大きく開けられないので、巻島先輩の差し出すスプーンの端をちびちび食べていると、みんなが私を注目していることに気づいた。
何故か巻島先輩も心配してくれながらもご機嫌だ。
「･･･？皆さん、どうしたのですか･･･？」
「･･･ああ。小動物感？」
斜め向かいの今泉くんの言葉に、みんなが『あー』と納得しているけど･･･何の話･･･？
お昼が終わると、今度は巻島先輩が私を子供だっこで運んでくれるけど、いつもは誰かが傍にいると、みんなは先に行ったりするけれど、今日はみんな私の周りをゾロゾロと歩いてる。
食堂から渡り廊下を歩いて隣りの校舎を抜けると、その向こう側にあるのがトレーニング施設だ。
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瑠璃色の夢(プロフ) - ダリアさん» いつも感想ありがとうございます＾＾こんなに遅い時間にまで読み進めてくださっていたのだと感動してしまいました★毎日１話更新しておりますのでご無理なさらず読んでくださると嬉しいです♪今後ともよろしくお願いいたします(*^^*)因みにこの時間が執筆構想時間です★ (2019年8月14日 1時) (
レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
ダリア - 今回のお話では涙目になってしまうシーンがあったり、ほわほわするお話もあってとっても楽しめました♪次も頑張って下さいね！ (2019年8月14日 1時) (レス) id: 7c4b8b3529 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - az☆azさん» 嬉しい感想ありがとうございます＾＾弱虫姫箱学偏も楽しそうですね♪この小説が落ち着いたら書いてみたいと思います！今後も頑張っていきますのでよろしくお願いいたします＾＾ (2019年7月14日 23時) (レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
az☆az(プロフ) - とっても面白いです！箱学として通ってる姫も読んでみたいです！お時間の方があればよろしくお願いしますm(_ _)m更新頑張ってください！ (2019年7月14日 23時) (レス) id: 22cdeb44e5 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - 猫柳さん» 嬉しいコメントありがとうございます＾＾とても励みになります♪毎日更新頑張りますので今後ともよろしくお願いいたします＾＾ (2018年12月29日 1時) (レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃色の夢 | 作成日時：2018年12月14日 0時
