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荒北さんは私が昨日とは別のお部屋から出てきたのを見て驚いている様子だ。
「荒北さん。おはようございます。どうしたのですか？」
「あ？いや、別に、猫姫の心配して来たんじゃねーよ！･･･てか、何でそっちの部屋から出てきたんだよ？」
「あ、私、今日から３年生のお部屋でお世話になるそうです」
「はあぁぁぁ？･･･っ！もしかして総北の２年のやつらに何かされたんじゃねぇだろうなっ！？」
「へ･･･？何もされていませんよ？ですよね？」
私が金城先輩と巻島先輩に同意を求めようと振り返ると、先輩たちは何故か私から視線を逸らした。
え･･･なんで？
慌てて荒北さんに視線を戻すと、超絶怖い顔っ！？
もの凄く怒ってらっしゃる･･･。
なんだか目からレーザービームでも出そう･･･なんて思ってる場合じゃなかった！
そうでしたよ、何故か誰かがいるとこの人すごく怖い感じになるんでしたよ！
「ああああのっ。金城先輩と巻島先輩は先に行っててください･･･！あああ荒北さんはこっちですー･･･っ！」
「ちょ･･･っ！おいっ！話はまだ終わってねぇぞっ」
私は荒北さんの右手を両手で取ると廊下の１番奥のガラス張りの所まで引っ張って行った。
振り向いて荒北さんの体の横から廊下を見ると先輩たちの姿はもう無くて、ほっと息を吐き出していると、突然ドンと顔の両側に荒北さんが手をつく。
恐る恐る顔を上げると、荒北さんが怖い顔して覆い被さるように見下ろされた。
･･･壁ドン…じゃなくてガラスドンだ。
「あああああ荒北、さん･･･？」
「･･･もう一度聞く。あの２年共に何された･･･っ？」
「あの･･･本当に何も･･･。むしろ私がお願いしたといいますか･･･ですね･･･」
荒北さんの顔が近すぎて･･･息が･･･かかる･･･っ。
私の言葉に更に廊下の温度が下がった気がする。
目で『説明しろ』と語っていらっしゃる･･･。
私は昨日の夜、『おやすみなさい』の後の経緯を話すことになってしまった。
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瑠璃色の夢(プロフ) - ダリアさん» いつも感想ありがとうございます＾＾こんなに遅い時間にまで読み進めてくださっていたのだと感動してしまいました★毎日１話更新しておりますのでご無理なさらず読んでくださると嬉しいです♪今後ともよろしくお願いいたします(*^^*)因みにこの時間が執筆構想時間です★ (2019年8月14日 1時) (
レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
ダリア - 今回のお話では涙目になってしまうシーンがあったり、ほわほわするお話もあってとっても楽しめました♪次も頑張って下さいね！ (2019年8月14日 1時) (レス) id: 7c4b8b3529 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - az☆azさん» 嬉しい感想ありがとうございます＾＾弱虫姫箱学偏も楽しそうですね♪この小説が落ち着いたら書いてみたいと思います！今後も頑張っていきますのでよろしくお願いいたします＾＾ (2019年7月14日 23時) (レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
az☆az(プロフ) - とっても面白いです！箱学として通ってる姫も読んでみたいです！お時間の方があればよろしくお願いしますm(_ _)m更新頑張ってください！ (2019年7月14日 23時) (レス) id: 22cdeb44e5 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - 猫柳さん» 嬉しいコメントありがとうございます＾＾とても励みになります♪毎日更新頑張りますので今後ともよろしくお願いいたします＾＾ (2018年12月29日 1時) (レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃色の夢 | 作成日時：2018年12月14日 0時
