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軽いと思っていたペットボトルが、言われるがままにやってみるとだんだんと重く感じてきて、１０セット終わる頃には腕がパンパンに張って背中がビシバシしていた。
くたりと座り込んでいると、泉田さんは私の持っていたペットボトルを回収して冷たいものと交換してくれる。
「案外きついだろう？はい。開けておいたから体の体温下げるために飲んで」
「ありがとうございます･･･。泉田さん、凄いですね。あんなに重たいマシーンも軽々動かしちゃうんですから」
「そうかい？ありがとう。まあ、俺は今の状態からあと７キロは絞らないといけないからね。夏に向けて筋肉をつける必要がある」
「な･･･７キロ･･･？死んじゃいますよ･･･」
「はは。君が７キロ落としたらそうなるだろうね」
泉田さんは夏とそれ以外の季節では体型はまったく変わるという。
でもそれって、金城先輩も言っていたけど、経験が足りないってことにならないのかな？
それに、体にも良くないかもと心配になる。
「１年に、体重変化が多いと･･･体が心配になります」
「心配･･･？俺を心配してくれているのかい？」
「あ･･･当たり前ですっ！筋肉つけるためでも、もう少しその、方法があるかと･･･」
「･･･」
泉田さんは難しい顔をして、何かを考え込んでいるみたいだったけど、私の視線に気づくと頬を赤くして咳払いをひとつした。
そしていつもの爽やかな笑顔で頷いてくれた。
「ああ。そうだね。姫。君の言う通りだ。もう少し効率的･･･いや、健康的に筋肉を鍛える方法を考えてみよう。･･･ありがとう」
「あ･･･。はいっ。私も、さっきのトレーニングなら帰っても出来るので、少しずつ続けて頑張ります」
そう言ってペコリと頭を下げると、泉田さんは驚いたように目を見張った後、ふわりと微笑んで頭を撫でてくれる。
泉田さんの手は、思った以上に大きくてびっくりだけれど、金城先輩の優しい撫で方に似ていて安心できた。
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瑠璃色の夢(プロフ) - ダリアさん» いつも感想ありがとうございます＾＾こんなに遅い時間にまで読み進めてくださっていたのだと感動してしまいました★毎日１話更新しておりますのでご無理なさらず読んでくださると嬉しいです♪今後ともよろしくお願いいたします(*^^*)因みにこの時間が執筆構想時間です★ (2019年8月14日 1時) (
レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
ダリア - 今回のお話では涙目になってしまうシーンがあったり、ほわほわするお話もあってとっても楽しめました♪次も頑張って下さいね！ (2019年8月14日 1時) (レス) id: 7c4b8b3529 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - az☆azさん» 嬉しい感想ありがとうございます＾＾弱虫姫箱学偏も楽しそうですね♪この小説が落ち着いたら書いてみたいと思います！今後も頑張っていきますのでよろしくお願いいたします＾＾ (2019年7月14日 23時) (レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
az☆az(プロフ) - とっても面白いです！箱学として通ってる姫も読んでみたいです！お時間の方があればよろしくお願いしますm(_ _)m更新頑張ってください！ (2019年7月14日 23時) (レス) id: 22cdeb44e5 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - 猫柳さん» 嬉しいコメントありがとうございます＾＾とても励みになります♪毎日更新頑張りますので今後ともよろしくお願いいたします＾＾ (2018年12月29日 1時) (レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃色の夢 | 作成日時：2018年12月14日 0時
