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るうの顔に癒されながらにっこりと笑い返したアルは、その後、カイに向き直るとげんなりとした表情になりました。
カイの顔をじっと見て、当たらなければいいのにという感じでにっこりと笑います。
「あー。そういえばカイくん。僕がここに来る途中、やっかいな男が見えた気がしたのですが、気のせいだと思っていいんですかね？」
「････はぁ。気のせいだと私も嬉しいのですが･･･。来てますよ。王都からそのやっかいな男が･･･」
アルはひくりと笑顔を引き攣らせていますが、アルもカイもサディは苦手なようです。
るうはるうで、なんとなくサディに怯えているようですが、その理由は当の本人にも分かりませんでした。
「さでぃ。ありゅ。しってる、でしゅか？」
「あああ････。るうの可愛らしい口から、おぞましい男の名が･･･。るう。今すぐ忘れてしまいなさい。僕が許可します。さあ、今すぐに････っ」
「るう。もうサディの名前を覚えてしまったのですか････。アルの言う通りです。もう二度と会うこともない男でしょうから、その名前は記憶の彼方に飛ばしてから抹消しておしまいなさい」
るうからサディの名前が出た途端、アルとカイは真顔でるうに言いました。
ですが････。
「アルもカイも、久しぶりに会った旧友に随分な事言ってくれちゃうよね。僕泣いちゃいそうだよ？」
「「サディっ！？」」
突然キラキラと輝く粒子がふわりと舞い、その中から白いローブをはためかせたサディが声を発すると、アルとカイは驚いた表情で立ち上がりましたが、るうは驚きすぎて固まっていました。
空中に舞うダイアモンドダストのような光にるうの意識は釘付けになってしまいます。
これが、魔法･･･？
キラキラ。
キラキラ。
その光景にるうの心臓はトクリと高鳴ったのでした。
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ダリア - 少し気になったんですけど、あの最初の絵に描かれている動物のぬいぐるみは、カイさんたちでしょうか?間違えていたら、すみません。 (2022年9月15日 6時) (
レス) @page50 id: d57692a101 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - ただのら民@ピーたーさん» おはようございます＾＾そして素敵な感想ありがとうございます♪今日知ってくださったのですね（嬉）本当にありがとうございます。とても励みになります（幸）今後も頑張りますのでよろしくお願いいたします(*^^*) (2020年6月3日 4時) (レス) id: ef139e1273 (このIDを非表示/違反報告)
ただのら民@ピーたー - どうもこんちゃこんばんわついでにおはよう！ただのら民のピーたーです（ﾋﾟｺﾝ）今日この作品を知りまして読ませていただきました！【ルナー】など、作者さん特有の世界を覗くことができて非常に良かったです！この作品がもっとhitすることを願って… (2020年6月3日 2時) (レス) id: a37e444ba1 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - 水月さん» 嬉しい感想をありがとうございます＾＾天使･･･！とても素敵な表現をしてくださりありがとうございます♪そう言っていただけて本当に励みになります。今後も頑張りますのでよろしくお願いいたします(*^^*) (2020年5月24日 14時) (レス) id: ef139e1273 (このIDを非表示/違反報告)
水月 - 始めまして！最初から読んでて思った事それは....るぅちゃんがとてつもなく天使だなぁって思いました！此処まで天使なるぅちゃんを書けるのは瑠璃色の夢さんだけだと思いました！なのでこれからも更新楽しみにしています。頑張ってください！ (2020年5月24日 13時) (レス) id: 13085b09f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃色の夢 | 作成日時：2020年3月25日 11時
