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「そうじゃなくて。俺は、決め付けてたけど、違ったんだ。男目当てなら部活に入らず放課後は遊びに行けばいいし、自転車部の先輩や俺目当ての女なら、ちやほやされたいだけの女だったら、マネージャーになってる。
だけどあんたは、必死に前だけを向いてペダルを
回してたんだ」
「･･･入部前に、言われたの。巻島先輩に･･･あの。自転車は楽しい。人生変わるって･･･。私、ね。自分には何も無いし、こんなだから、自身もなくて、出来る事も少なくて･･･。でも、みんなのために出来ることがあるなら、頑張りたい･･･から。私、自転車部に、いたい･･･。だめ、ですか･･･？」
私は、昨日言えなかった言葉は何とか伝えられたけど今泉くんは、私の言葉をどう思うのかな･･･？
「聞くな。言っただろ？あれは俺が悪かった。勘違いした上、確認もしないでやらかしたただの失態だ。だから俺はあんたに許しを請う為に話をした。許す許さないのを決めるのは俺じゃなくて、姫。あんただ。酷く傷つけた。どうか許してほしい」
今泉くんは、私から腕を解くと、一歩下がって頭を下げた。
え･･･？
えええええっ！？
「あ、頭、上げてくださいっ。わ、私は怒ったり、してませんっ」
「怒ってはいないかもしれなくても、悲しませた」
「あう･･･っ。も、もう平気です、から･･･っ」
「･･･許してくれるか？」
「えぇ･･･！？は、はいっ。ゆ、許しますっ。許しますからっ！お願いします！か、顔を上げて･･･。誰かに、見られたらたいへ･･･」
誰かに見られたら今泉くんが恥ずかしい思いをすると慌ててキョロキョロしながら頭を上げてもらおうとしていたら、渡り廊下から手嶋先輩と青八木先輩がこちらを見ていることに気づいた。
「ご、誤解ですぅぅっ！違うですからあぁ･･･っ！」
慌てて涙声で両手を握り締めて精一杯の大きな声で渡り廊下に向かっておかしくなってしまった日本語で叫ぶと、手嶋先輩は青八木先輩の肩に片肘を置いて笑っていて青八木先輩は今泉くんを睨んでから手嶋先輩に視線を向けていた。
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瑠璃色の夢(プロフ) - ダリアさん» コメントありがとうございます＾＾不快だなんてとんでもないですよ。こうして読んでくださる方がいるんだと再認識出来て、とても励みになります(*^^*)ありがとうございます♪ (2019年8月13日 19時) (
レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
ダリア - 此方こそ、よろしくです。コメントは数回しかしたことがないので不快な気分にさせてしまうかもしれないのですが(._.) (2019年8月13日 16時) (レス) id: 7c4b8b3529 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - ダリアさん» 1期に続いて２期も感想頂けるなんて感激です＾＾狂喜乱舞という表現にとてもテンションが上がっております。今後も頑張りますのでよろしくお願いいたします＾＾ (2019年8月13日 4時) (レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
ダリア - 心が...狂喜乱舞しました。もう、本当に...最っ高です！ (2019年8月13日 3時) (レス) id: 7c4b8b3529 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - YAMASAさん» 感想ありがとうございます＾＾舞台版も面白いですよね。応援ありがとうございます♪頑張りますね！ (2018年11月4日 5時) (レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃色の夢 | 作成日時：2018年10月29日 21時
