13羽 ページ15
…あれは和泉守兼定…だっけ?
なんだよ、次はお前か?やるか?オラオラ
『なんでしょうか』
和「あぁ、さっきのままでいいぜ」
『遠慮なく』
あんなこと言った後の敬語は辛い。
ありがとう!!
和「お前は何者だ?」
は?お前頭大丈夫?
『人間』
和「そうじゃなくてだ。」
そうじゃねぇならどうだよ。
和「俺は夜の戦いを見てた。普通の人間があんなことできるわけがねぇ。お前は何者だ?」
あー、そういう系かー
oh…長くなりそうじゃな…
『長くなるからちょっと待ってくれ』
「あぁ」と短い返事を返してくれた。
懐に入っていた飴を取り出す。
一つ一つに霊力を込める。
結構な量が出来たところで小夜と今剣を呼ぶ
今「星、これはなんですか?」
仲良くなった子には名前で呼んでほしいと伝えているため星と呼んでくれている。
『少しだが霊力を込めた飴玉だ。わるいけど残りの人たちに配ってきてくれない?』
元気にわかりました!と言ってくれたので普通の飴玉をあげた。
喜ぶ2人が天使…!!
『さて、始めようか?』
俺を見る4人。
俺の昔の話だ…ー。
俺がああなったのは守るためなんかじゃない。
別に、守りたいものなんてなかった。
でも強くなりたかった。
殺.すために。
醜いだろうがなんだろうが良かった。
烏丸がいたから、練習することができた。
烏丸との練習のおかげで凄く自由奔放な戦い方になったけどな。
ずっと、ずっと頑張って
やっとこれくらいまできた。
でもまだ届かないんだ。
殺.せないんだ。
あぁ、何者だ?という質問だったな。
簡単な話さ
戦うために生きた人間。
幼い頃からやってきたんでね
答えになってないって?すまないな。
〜〜
俺はその後手入れをし、部屋を出た。
『烏丸』
烏「なんだ?主」
『明日は俺じゃない、頼んだぞ』
烏「了解ですよ」
『それと、明日の内に俺の話をしといてくれないか?』
烏「分かった」
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作者名:黒瑠 | 作成日時:2016年1月9日 0時