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こ「るぅとくんに、連絡が付かないんよ...」
さ「えぇ?あいつに限ってそんな事あるか?」


こ「何回電話しても出ないんよね...さとみくんなら、何か知ってるかと思って...」





作業中、某チャットアプリでころんから来た連絡にそういや、とるぅとからのLINEを見返した。



今日は回線の調子が悪いのか白いエラー画面が表示された。



ぐるぐると回っている青色の丸さえも煩わしい。



急がば回れだ、とばくばくとなっている心臓を無視してゆっくり深呼吸をした。





さ「よし、開け...」





深夜の目にブルーライトはキツイが、るぅとの事も気になる。


ふっ、と一息付くとまたもやスマホを見つめ直した。







少ししてるぅとのトーク画面が表示された。



『さとみくん』
『いつもありがとう』
『苦しい時とか、辛い時とか、話聞いてもらえて本当に嬉しかった。ありがとう。』
『だから、』
『ばいばい』



るぅとから不在着信、と表示された後に立て続けに送信されているメッセージ。


感情が読み取れないメッセージから、何かの歯車が狂い始めた事だけが分かった。

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作者名:ましろ?@ニャーニャーサン x他1人 | 作成日時:2023年3月19日 7時

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