1話 ページ2
兄様と姉様がいなくなってもう7年...
何でいなくなったの?私が役立たずだから?私が弱いから?いると迷惑だから?
あの日...仲間が殺された日、私もいこうとしたが兄様に「お前は此処にいろ」って言われて、待ってたけど、帰ってこなかった。
探したんだよ?けど、いなかった。
貧民街を全て探した。けどいなかった。
残ってる可能性はそとの世界にいったか、死んだか。
けど兄様と姉様は強いから死んだはない。
ハク《今度はどこにいく?》
「そうだな...少し拠点を変えようか。」
此の白い蛇はハク、私の相棒。
なぜかハクの考えてることが私にはわかる。
「行こうか。...乗って。」
ハクは3m位の大きい蛇。故に重いが...なれてしまった。
いつも乗ってくれるところは肩。
私の胴体と腕に体を巻き付け肩に頭をのせるといった体制だ。
―――――――――――――――――――
貧民街を歩いていたらある人に声をかけられた。
?「君が【白の蛇使い】かい?」
「......貴方は?」
太宰「私かい?私は太宰治だ。君は?」
「...芥川...芥川陽菜。」
太宰「!...君、武装探偵社に来ないかい?」
「...........行く。」
シロ《良いのか?武装探偵社は危険だぞ?》
「でも、そとの世界にいくなら今しかチャンスはない。」
シロ《...陽菜がいいなら俺は止めない。》
「有り難う。」
太宰「...独り言かい?」
「...そんなところ。」
私達は貧民街のそとに出た。
?「太宰!【白の蛇使い】は居たのか?」
太宰「彼女がそうだよ。」
私は頭を下げた。
国木田「お前が?...俺は国木田独歩だ。お前は?」
「芥川陽菜。」
国木田「芥川...?」
なぜ私の名字に反応したのだろう?
国木田「まあ、いい。次は虎探しだ。」
太宰「陽菜ちゃんもついてきてくれるかい?」
「...ハク、どうする?」
ハク《ここまで来たら断るわけにもいかないだろう?》
「だよね...いく。」
太宰「...その蛇と喋れるのかい?」
「うん。」
国木田「おい!行くぞ!!」
太宰「後で話を聞かせてくれたまえ。」
「わかった。」
そこから私の物語は始まった。
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作者名:湯豆腐は神さま | 作成日時:2018年4月10日 17時