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和「ねぇA、新しいカフェできたらしいから寄ってかない？」
帰り道に和奏が新しくできたカフェに誘ってくれた
最近噂のカフェで、そこのコーヒーとケーキが凄く美味しいと聞いた
私も気になってはいたが、今日は生憎バイトが入っていた
『ごめん、今日バイトなんだ』
和奏は「そっか！頑張れ！」と言い、私たちは別々の道へ歩いていった
バイト先であるお店に着くと、既に虎石さんが椅子に座っていた
また来てるのかと少し引いたが、仕事なのでしょうがなく表へ出た
虎「おっ、Aちゃん発見」
『虎石さん暇なんですか』
何度もした会話を今日も繰り返す
常連客は大切にはしたいとは思うため、『来ないでください』とは言えない
『虎石さんって普通の高校生なんですよね？勉学の方とか大丈夫なんですか？』
普通の高校生がこんなに暇とは思えず、少し問いかけてみた
虎「あー今は暇だけど、もう少ししたら忙しくなるんだよな」
『何かあるんですか？』
つい聞いてしまったが、虎石さんは特に気にすることもなく答えてくれた
虎「まぁな、稽古が増えるんだよなー」
『稽古？』
虎「俺、ミュージカルやってるからさ」
と、少し自慢気に話す虎石さんはチャラくもありながら、少し可愛くもあった
『ミュージカルって学校で、ですか？』
虎「そう、綾薙学園の声楽科」
『ひぃ！？』
綾薙学園という言葉に驚き、変な声を出してしまった
恥ずかしいと思いつつ、虎石さんの方を見た
まさかこんなチャラい人が綾薙学園だったなんて…と少し頭の中が混乱している
虎「もちろん、愁もな」
『んっ！？』
まさかとは思ったが、まさか空閑さんまであの名門校だったとは
頭の中が更に混乱してきた
人は見た目で判断するものではないなと思った
続く (更新停止中)
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こうこ - 素敵です！続き楽しみにしています(*´艸`*) (2017年6月14日 21時) (
レス) id: 3f40ad8d7f (このIDを非表示/違反報告)
ディー＆ダム(プロフ) - 誰が喋っているか、分かるようにしてもらえるとありがたいです! (2017年5月18日 16時) (レス) id: 9c7bed322d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白野 | 作成日時：2017年5月12日 20時
