�� ページ29
「あーあ、反抗期かぁ…」
「安心してください姉さん、反抗期なんて一瞬ですよ」
「そうですよ〜玖羅々もそうだったじゃないですか〜」
「え？私、反抗期なんてありました？」
落ち込んでいる牡丹姉さんを雪乃姉さんと玖羅々姉さんが慰める
別に反抗期のつもりなんてなかったんだけどな
「Aの姉さんたち、なんであんなに過保護なんだ？」
鉢屋が寄ってきてそう聞いてきた
うーん
『なんか昔姉さんたちのことが好きな男たちがわんさかいたんだけどさ』
「いやちょっと待て、長いか？重いか？他の奴らも呼ぼう。おーい、お前たちこっちへ来い！」
『は？待て、呼ぶな呼ぶな』
「「なに？」」
「かくかくしかじかだ。さぁ続けてくれ」
『お前……はぁ、まあいいか。それで、その男たちが、姉さんたちに可愛がられてる俺のことを妬んで嫌がらせをよくしてきてたんだよな』
まぁ俺にとっちゃ屁でもなかった
なんていったってその頃にはすでにもっと酷い仕打ちを受けてたから(ヒント:姉の甘味)
「それで過保護に？」
『そうだと思う。それからはかなり箱入りだったはず』
「大事にされてたんだねぇ」
『…そうだな』
「あらま素直」
「かわいいわねAくん」
『お前らふざけてるとどつくぞ』
あれから課外実習は翌日やり直しとなった
学園長先生からお叱りがあったが
雪乃姉さんが補佐という名の見張りにつくことを条件に、牡丹姉さんは外部講師を続けた
後日伊作先輩にお礼を言いに行くと
「僕にとっても弟みたいなものだから、Aがいないと寂しいからね」
それを聞いた俺が感動している横でまた牡丹姉さんが「私の弟ですけど！？」とヒステリーを起こしそうになるのを雪乃姉さんと玖羅々姉さんが抑えていた
伊作先輩が無意識にトリガー引いてるみたいだから気をつけないとな
〜ﾌﾟﾁ裏話〜
姉たち、幼いAが嫌がらせにあっているのは知っていたが男の子に産まれたのだからやり返せる様にもならなくてはと少しの間手を出さず様子を見ていた。しかしAより4〜8歳も歳上の男たちにボコボコにされて血を流しながら帰ってきたAを見てプッツンした。それから過保護になって年々磨きがかかっていった。
もちろんAに嫌がらせをしていた男たちは姉たちの手によってずったんずたんのボコボコにされた。
〜ﾌﾟﾁ設定〜
牡丹、Aが他人に引っ付いて回ってるのを見ていられない。伊作に懐くAを見てヒステリーになる。
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朋香(プロフ) - 空さん» コメントありがとうございます！更新がんばりましょう！この界隈が盛り上がりますように！☺️ (9月10日 19時) (
レス) id: 3e80e4ecfe (このIDを非表示/違反報告)
空 - 面白いです。お互い更新頑張りましょう (9月9日 13時) (レス) id: ffd33a398f (このIDを非表示/違反報告)
朋香(プロフ) - モブさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです☺️今後も長編の予定なので気を長くして待っていただけると幸いです😌 (9月8日 9時) (レス) id: ec537b3781 (このIDを非表示/違反報告)
モブ(プロフ) - 楽しく読ませていただいております。今後も無理せずに頑張ってください、楽しみにしています。 (9月8日 7時) (レス) @page41 id: fca6a78eec (このIDを非表示/違反報告)
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