�� ページ22
「Aー！私の可愛い僕ちゃん！会いたかったわー！」
姉さんは集会が済むと俺のところへ真っ先に飛んできた
ついでに玖羅々姉さんも来た
『牡丹姉さん、お久しぶりです。恥ずかしいのでやめてください』
「久しぶりに会う姉にそんなこと言うなんて！良いから大人しくしてなさい！感動の再会よ！」
「牡丹姉さん相変わらずですね」
姉さんは俺を問答無用で抱きしめた
苦しい…
助けて玖羅々姉さん…そんな諦めた目で見てないで
「玖羅々ももう最上級生か〜。薬草実習はレベル高くしてあげないとね」
「楽しみにしてます」
ニコニコと不敵な笑みを浮かべる2人
誰か俺をこの狭間から助けてくれ！！
「えーと、A…」
先ほどから遠巻きに見ていた5人が声をかけてきた
5人で固まってビビっている様子である
俺がこの様子だから余計か
「Aのお友達？」
目を輝かせて奴らを見る牡丹姉さん
玖羅々姉さんがいる手前違うとは言えず首を縦に振る
「はじめまして〜、A牡丹です。うちのかわいいAがお世話になってるわね」
「「はい！」」
いや違う
どっちかっていうと俺が世話してる方だから
何元気に返事してんだお前ら
「下級生は簡単な薬草の種類と実践で使える薬草の見分け方を教えるからね。楽しみにしてて〜」
「「はーい！」」
姉さんしっかり教師みたいだ
あの横暴な姉とは思えない
「Aには〜私の助手してもらうのもいいわね！1週間一緒に授業回る？」
『姉さん、俺も生徒なんですけど』
「やあね、薬屋の息子なんだから下級生の内容なんて基礎も基礎よ。きっと退屈だから私の仕事手伝わせてあげる」
『なんて横暴な…』
「なんか言った？」
『イエ、スミマセン…』
前言撤回だ
牡丹姉さんはやはり横暴な牡丹姉さんだった
「牡丹姉さん、忍たまの授業もあるので授業には連れていけませんよ」
「それもそうね、ざんねぇん」
むぎゅむぎゅと俺をもみくちゃにしながら肩を落とす姉さん
もういい加減離してくれないかな
「牡丹先生、授業の準備で相談があるのですが…」
「土井先生！わかりました、すぐに行きます！」
土井先生！ナイスタイミング！
困惑した顔をしていますがとても助かりました
〜ﾌﾟﾁ設定〜
A牡丹
やりたいことをさせるという家の教育方針から、のびのびとした自由人に育った。自分のやりたいように事が進まないと怒る。暴君
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朋香(プロフ) - 空さん» コメントありがとうございます！更新がんばりましょう！この界隈が盛り上がりますように！☺️ (9月10日 19時) (
レス) id: 3e80e4ecfe (このIDを非表示/違反報告)
空 - 面白いです。お互い更新頑張りましょう (9月9日 13時) (レス) id: ffd33a398f (このIDを非表示/違反報告)
朋香(プロフ) - モブさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです☺️今後も長編の予定なので気を長くして待っていただけると幸いです😌 (9月8日 9時) (レス) id: ec537b3781 (このIDを非表示/違反報告)
モブ(プロフ) - 楽しく読ませていただいております。今後も無理せずに頑張ってください、楽しみにしています。 (9月8日 7時) (レス) @page41 id: fca6a78eec (このIDを非表示/違反報告)
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