毒花襲来の段�� ページ21
いつも通りい組ろ組に絡まれていたとある日
ひさしぶりに玖羅々姉さんから矢文が届いた
俺はその文の内容を読み戦慄した
『…まずいな』
「どうしたの？」
久々知が俺の表情を見てから手紙を覗く
別に見られても困るものじゃないので広げて見せてやる
「牡丹姉さんが忍術学園にいらっしゃるそうよ…何がまずいの？」
「牡丹さんって初めて聞くな？」
『1番上の姉さんだよ』
「Aってお姉さんが絡むといつも嫌そうな顔するよね」
『尾浜、どこで聞いてるかわからないんだからそういこと大きな声で言うな』
次の矢文で脳天ぶち抜かれる可能性だってあるんだからな
毒仕込んでくることだってあるんだぞ
『はぁ…俺がはじめてくノ一の餌食になったのが牡丹姉さんだったんだよ。つまりトラウマ、みたいな…？』
「そういえばAはくノ一の洗礼を上手いこと躱してたよね。お姉さんの前例があったからか」
『くノたまの洗礼なんか比べ物にならん…』
八つも下の弟に毒入り甘味を食わせて1週間寝込ました姉だぞ
さらに恐ろしいことに母さんたちは何も言わなかった
解毒剤は煎じてくれたが、忍になるのだからこれからこういうこともあるのだと
まさに洗礼
おかげで雪乃姉さんも玖羅々姉さんにもターゲットにされた
そして長女のが1番エグかった
最初にして最恐
その姉が忍術学園に来るだって…？
一体なんの用事があるって言うんだ
次の日全生徒が学園長によってグラウンドに集められた
「うぉっほん！今日は薬草実習のため外部講師を呼んだ！1週間滞在してくれるのでしっかりと学ぶように！それでは挨拶しておくれ」
「はい、みなさんこんにちは。学園長先生の依頼で今回の薬草実習の外部講師として来ました。A牡丹と申します。ここの卒業生でもあるのでなんでもわからないことは聞いてくださいね。1週間よろしくお願いします！」
外部講師！？
牡丹姉さんってプロ忍以外にそんなこともやってたのか
俺と同じ苗字であることに気づいた奴らはチラチラとこちらを見ている
そしてすでに俺は牡丹姉さんにロックオンされている模様
爛々と輝いた目がこちらを貫いている
渋々、手をそっと上げて振る
無視すると怖いから
すると姉さんは嬉しそうに顔を輝かせて手を振りかえしてきた
周りから更にギョッとした目で見られる
恥ずかしいって…
〜ﾌﾟﾁ設定〜
姉たちに毒を盛られてる経験から、毒耐性がある
少量の毒なら屁でもない
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朋香(プロフ) - 空さん» コメントありがとうございます！更新がんばりましょう！この界隈が盛り上がりますように！☺️ (9月10日 19時) (
レス) id: 3e80e4ecfe (このIDを非表示/違反報告)
空 - 面白いです。お互い更新頑張りましょう (9月9日 13時) (レス) id: ffd33a398f (このIDを非表示/違反報告)
朋香(プロフ) - モブさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです☺️今後も長編の予定なので気を長くして待っていただけると幸いです😌 (9月8日 9時) (レス) id: ec537b3781 (このIDを非表示/違反報告)
モブ(プロフ) - 楽しく読ませていただいております。今後も無理せずに頑張ってください、楽しみにしています。 (9月8日 7時) (レス) @page41 id: fca6a78eec (このIDを非表示/違反報告)
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