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忍術学園に着くと山田先生が他の先生方と話をされていた
「おお、帰ったか。よし一、二年のみんな合同実習お疲れ様。全員ゴールできたということで今日はもう休みなさい」
「「ありがとうございました！」」
各自解散して長屋へと帰って行く中、俺は山田先生の元へ行く
後ろを綾部と平、そしていつもの５人がついてきた
なんで全員来るんだよ
グ ロい話でもしらねぇからな
『先生、山賊はどうでしたか？』
「全員伸びていたが死者はなし。ひと縛りにして牢屋行きだ。というかお前、毒を盛ったな？」
『まぁ、あの、毒煙玉を…』
「だから火薬の匂いがしたのか」
山田先生は呆れたような顔をされた
全容を知らない4人はハテナを浮かべている
平は安心したように息をついた
綾部は無表情
「Aー！！よかったよぉー！！！」
尾浜はギャン泣きしながら抱きついてきた
どうしてお前が泣くんだよ
「俺らを助けるために人を殺させちゃったとおもってぇ…！！」
『そんなことで…』
「そんなことじゃなーい！！そりゃいつかはそういう忍務もあるかもしれないけど、あの時じゃなかったってことだけはわかる！」
「勘右衛門の言う通りだ。A、お前は毒の扱いに長け簡単に人を殺める術を持つ。しかし齢11で殺しを覚えることはないんだ」
ぐずぐずと涙をこぼす尾浜と俺の頭を撫でて山田先生はおっしゃった
「山田先生のおっしゃる通りだよ」
「「土井先生！」」
「君たちがまだ忍たまのうちは、それは私たちの役割だ。だけどAくん、君は今日、仲間のために頑張った。それは誇れることだよ」
『土井先生…』
「毒の調整もピカイチだ。奴らあと2日は手足が痺れて動けんぞ」
「流石薬屋の息子」
山田先生と土井先生がウインクをしながら笑い合う
和やかな雰囲気になってやっと呼吸ができた気分だ
〜ﾌﾟﾁ設定〜
実家が忍び一家であり更に毒を扱うこともあって人を殺すことの感覚が麻痺している。なんなら家族みんな麻痺してる。「今日殺しの日でさ〜」とか普通に話し出す。また、新作の毒をテストするため被験者たちが沢山犠牲になっているのを見ている。Aもそれを躊躇しないだろう
〜ﾌﾟﾁ裏話〜
尾浜と綾部がAを引き止めたのは、Aが(ビビられてる…？)と表情を固くしていたところを見て「あ、1人にさせちゃダメなやつだ」と感じたから
滝夜叉丸、尾浜と同じく人殺しをさせてしまったと気まずく思い顔を逸らした
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朋香(プロフ) - 空さん» コメントありがとうございます！更新がんばりましょう！この界隈が盛り上がりますように！☺️ (9月10日 19時) (
レス) id: 3e80e4ecfe (このIDを非表示/違反報告)
空 - 面白いです。お互い更新頑張りましょう (9月9日 13時) (レス) id: ffd33a398f (このIDを非表示/違反報告)
朋香(プロフ) - モブさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです☺️今後も長編の予定なので気を長くして待っていただけると幸いです😌 (9月8日 9時) (レス) id: ec537b3781 (このIDを非表示/違反報告)
モブ(プロフ) - 楽しく読ませていただいております。今後も無理せずに頑張ってください、楽しみにしています。 (9月8日 7時) (レス) @page41 id: fca6a78eec (このIDを非表示/違反報告)
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