キャラに怪しまれてますがとりあえず寝ようと思います←【名探偵コナン】

とりあえず餅つこうと思います← ページ3

Aサイド


《イヤイヤイヤイヤ‼これはあ、あれだよ。ゆ、夢か幻に決まってる‼わ、私ったら何言ってんの⁉そんな事あ、あり得るわけないじゃない。と、とりあえず落ちつこう。そして餅つこう》←


そこまで考えた私は、やっと現実逃避からは解放されたものの、今の自分の現状に一つだけとんでもない″仮説″が脳裏に浮かんだものだから、必死にその仮説を頭の中から追い出そうとした。

え？それは何故かって？それはですね…


『有り得ない…″告白″を断っただけで、気がついたら名探偵コナンの世界に″トリップ″してましたとか絶対ない。あってはならない』←


あ、貴方もこの仮説を追い出したくもなりました？実は私もなんですよ←知ってる

嫌、本当に…誰がどう考えたら、会社の上司に仕事中呼び出されたかと思ったら、


上司「君の事が″恋愛感情として″好きだ。だから私と結婚してくれないか？」


なんて言われるなんて考えますか？しかも私はそれを断っただけなんですよ？

別にその後揉めて殺されたとか、喧嘩になったとかも″ほんっとぉに！一切！″ないんですよ⁉

え？ってなりません？なりますよね？ね？ね？ね⁉←

そう内心荒れてはみるものの、現状はどんなに目を擦ってみても、自身の頬をつねってみても変わらない。本当に一体全体何があったらこうなるんだろうか。

しかも何故よりにもよって名探偵コナンの世界なんだろうか。そして何故私なんだろうか。とにもかくにも…神様ありがとうございます‼←

有り得ないとは言ったものの、私はこの作品…嫌、もうこの世界というべきだろうか。

とにかく私はこの世界が、名探偵コナンが大好きで仕方がないのだ。特に最近の映画だと、″ゼロの執行人″なんてもう何十回見に行ってあの″安室″さんの名台詞に胸打たれたかはしれない程だ。

もし、此処が本当に名探偵コナンの世界ならその安室さんだけでなく、主人公やその他メインキャラにも会えるかもしれないという事実がある。

これは名探偵コナンファンの1人としては、嬉しい以外の何者でもないから、かなり信じたいのである‼←

でもまぁ…


『さすがに″最推し″のあの人には会えないよね…″亡くなっている″だろうし…それだけ残念…』

そう思ってかなりシュンとした時だった…

prrrrr…♪


『？…ん〜知らない電話番号か…ﾊｯもしかして!』

ポケットに入れてあった私のスマホが鳴り出したので取り出したら、画面には知らない番号が映し出されていた。

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