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春の暖かい風が頬を撫でる。高2になったばかりの私は一人で窓を見つめる。
もちろん、友達もいるはずも無く。外を見るか、勉強をすることしかやる事の無かった私は、頭は悪くない…。と思う。
そう言えば今日は防衛任務だっけ。合同でやるのは…えーと、三輪隊かな。
あ、三輪隊といえばあの…
米｢うぃーっす！(((((((みき)))))))ﾁｬﾝ 今日、合同任務だよな！よろしく！ってゆうか、一緒に本部行かね？オレ、(((((((みき)))))))ﾁｬﾝと行きたいなー。｣
そう。米屋 陽介という謎の人物。
クラスが一緒になってからなにかと絡んでくる。正直言って、しつこい。
最初こそ無視していたものの、よく話しかけてくるものだから返事しない訳には行かなくなった。
神｢そう。合同任務。けれど、一緒に行くのは遠慮させて貰うわ。｣
私が机に向ったまま答えると、わざとらしそうに私の机に倒れ込んだ。
米｢マジか�…。しょうがない。秀次誘うか�…。｣
最初からそうすれば良かったじゃない。そう思ったけど言わないでおこう。
米｢じゃ、また後で�！｣
神｢うん。それじゃあ、また後で。｣
そう言い残し、私は教室を後にした。
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作者名：蒼也@mirai | 作成日時：2016年5月13日 21時
