+十一話+ ページ12
シルバの何割出すのか、という問にアリエは
アリエ「逆に、私に一割は出させてくれるんでしょうね?」
と、シルバに近づき耳元で囁いた
その言葉を合図に再び戦闘は開始された
シルバはまたどこからともなく出したナイフを構えアリエに向かっていく
アリエの剣術を見せるためか二人はナイフのみで戦いだした
が、剣と剣が交わる音はするものの二人の動きが速すぎて目で追えない
キルア「えっと、どっちが優勢なの?」
現状が把握できず一緒に観覧している兄に尋ねると
「うーん、俺もはっきりは見えないけど、アリエじゃない?さっきからあっちが父さんのスピードに合わせてる感じあるから。」と返ってきた
イルミでもよく見えないんだったら俺の能力不足ではない、とちょっと安心したが、自分の中で最も強い部類に入る父親が押されているという現実をキルアは受け入れたくなかった
が、その後現実を突きつけられた
鳴り響いていた剣と剣が交わる音が鳴り止んだ
キルアが二人の様子をうかがうとシルバの手にあったナイフが消え、アリエのナイフがシルバの首筋に食い込んでいた
どうやらシルバの持っていた剣はどこかへ飛ばされたようだ
ナイフを首に突き付けられているシルバ自身は軽く鼻でため息をつき、参ったとでもいうように両の手を挙げて見せた
その行動をきっかけにアリエはシルバから軽く離れた
アリエ「まだまだ、甘いですね。」
シルバは「お前が異常なんだろ。」と、今度は深くため息をついた
アリエ「でも、久しぶりにこんなに動きました。」
少しばかりすっきりしたような感じで言葉を放った
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岬 三里(プロフ) - ラノベのようなタイトルにも関わらず、文の書き方が私好みで、すぐに好きになりました(笑)更新が滞っているようですが、気長に待ちますね(o^^o) (2017年3月29日 22時) (レス) id: aaf7e29a6e (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - とても面白いです!(*^^*)一部、名前変換が出来ないのですが、バグか何かですかね? (2017年3月29日 19時) (レス) id: c6864a4701 (このIDを非表示/違反報告)
物部(プロフ) - 文が綺麗ですね。とても面白いです。続き楽しみにしています! (2017年3月29日 18時) (レス) id: fcc84377d6 (このIDを非表示/違反報告)
緩奈 - 夏炉冬扇さん» 固定じゃないと思いますよ?変換されているところもあるので (2017年2月26日 18時) (レス) id: 9261dd0ed9 (このIDを非表示/違反報告)
彩衣 - 続きが気になるー (2016年7月26日 15時) (レス) id: cd18525a65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水無月 | 作成日時:2014年12月18日 15時