私の個性 ページ31
部活が終わり帰る途中で公園によりベンチで二人でお喋りしていた夕暮れの公園には私達以外誰もいない
トガ「Aちゃん可愛いねぇ〜綺麗な個性羨ましいな〜」
貴「ｴﾍﾍありがとうございます、そう言えば先輩の個性知らないんですけど何か聞いても良いですか？」
トガ「私の個性…皆にはあんまり話してないんだけどねAちゃんには教えてあげるね」
貴「はい！」
トガ「…血をね、摂るとその人に変身できるの」
とベッと舌を出し口元を指す
顔は笑っているが何処か不安げで少し怯えているようにも感じた
貴「へ〜面白い個性ですね、なんかバンパイアみたいでカッコイイですね！」
そう言うと少し驚いた後嬉しそうに笑いながら
トガ「ほんとに？」
貴「はい！」
トガ「嬉しい！皆ね私の個性気味悪いって言うの」
貴「…それは、悲しいですね」
トガ「仕方ないの…だって私、血が好きなのそれが抑えられない時があるのだから皆に気味悪いって言われても仕方ないよ！」
今にも泣きそうな辛そうな笑顔で何でなんでもないように笑って話す
貴「それでも、それが先輩の個性で先輩自身なんだからそれを否定されたり気味悪がられたりしたら悲しいし寂しいですよね」
トガちゃんは大きく目を見開いた後目に涙を溜めて俯き
トガ「……うん」
と小さな声で呟いていた
貴『きっとトガちゃんはありのままの自分自身を受け入れてくれる人が欲しかったんだと思う…だから』
そっと背中を擦りながら
貴「先輩大丈夫ですか？」
すると、ばっと抱きギュッと震える手で抱きしめてくる
トガ「Aちゃんは私の事嫌いにならない？」
貴「ん？なりませんよ」
トガ「気味悪いって思わないの？」
貴「うーん、血が好きなのって言った時は少し驚きましたけど、そういう個性ならそういうもんなのかなーって、なので気味悪いとは思わないですよ」
トガ「本当に？このまま私が血を吸っても？」
とカプっと首元を甘噛みする
貴『殺意はない、きっと試してるだけ…』
貴「うーん、少しくらいなら…あっ！でも痛いのは嫌です！噛み付くのは勘弁してください！」
トガ「ｱﾊﾊ！Aちゃんは変わってるねぇ〜」
とトガちゃんは嬉しそうに笑っている
貴「えーそうですか？誰だって痛いのは嫌じゃないですかー」
トガ「ｱﾊﾊそこじゃないよ、血吸われるのはいいんだって」
貴「えっ!?う〜んまぁ少しくらいな死なないし献血みたいなもんかなって」
トガ「ｱﾊﾊ献血！何それ変なの〜」
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むいちび(プロフ) - アズさん» コメントありがとうございます、うちの子可愛かったですありがとうございました😊 (2022年2月11日 13時) (
レス) id: b6b8b2a1d4 (このIDを非表示/違反報告)
アズ(プロフ) - すいません…勝手ながら鷹見ちゃんの絵描きました…しかも勝手に絵小説に出しちゃいました…ｳｷﾞ…ごめんなさい…深夜テンションだったので… (2022年2月10日 23時) (レス) id: 9584cd1269 (このIDを非表示/違反報告)
むいちび(プロフ) - 冷燈（れいひ）さん» コメントありがとうございます、楽しんでいただけて嬉しいです、推しはホークスでしょうか？轟くんでしょうか？雄英編でもなるべく2人とも出せるよう頑張りますのでよろしくお願いします。 (2022年1月2日 16時) (レス) id: b6b8b2a1d4 (このIDを非表示/違反報告)
冷燈（れいひ） - おもろかったです!もっと推しと関わらせたかった… (2022年1月1日 6時) (レス) @page22 id: d89adcd8f7 (このIDを非表示/違反報告)
むいちび(プロフ) - 蒼夜さん» 一応曲名作者を引用と書いてあるので多分大丈夫だと…自作じゃないとわかれば大丈夫かな？と思っております…おそらく (2021年12月15日 2時) (レス) id: b6b8b2a1d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むいちび | 作成日時：2021年12月2日 19時
