花火×花火 ページ7
先生に学校に戻ったことを報告してから屋上に出る
お茶子ちゃんの個性で皆を浮かせ私の羽で皆を運ぶ
打ち上がる花火の音を頼りに見えやすい場所を探し移動した
切島「うおー！」
芦戸「すごーい！」
皆よく見えると喜んでいる
轟「花火綺麗だな」
貴「そうだね！」
轟「またAと見れて良かった」
貴「えっ!?」
不意にそんなこと言うもんだから少し戸惑って…いや、照れてしまった…のかもしれない
轟「一緒に遊園地行った時に見ただろ？」
貴「あっうん！そうだね…覚えてるよ」
どうやら轟くんは私が忘れたのかと思ったようだ
轟「また、見れるといいな」
貴「そうだね…また皆で見られるといいね」
轟「あぁ…来年も一緒に見ような！」
貴「…うん」
貴『来年もこんなふうに皆で花火を見れる、そんな平和な世界に…できるよう頑張るよ』
花火も終わり下に降り寮へ向かう
皆お茶子ちゃんと私に「ありがとう」と言ってくれる
麗日「なんのなんの！」
貴「これくらいお安い御用さ！」
寮の入り口に誰かがいる、よく見てみると両手に袋を持った相澤先生だった
葉隠「あれ？先生どうしたの？」
相澤「お前ら遅かったな…どこ行ってた」
皆は口々にお茶子ちゃんと私の個性を使い特等席で打ち上げ花火を見てきたのだと楽しそうに話している
相澤「そうか良かったな…これは必要なかったか？」
相澤先生が持っていた袋の中身は市販の花火のセットだった
麗日「えっ!?花火？どうして？」
相澤「お前たちが花火見れないと騒いでうるさかったからな…」
芦戸「えー!!いるいる！」
貴『それでわざわざ花火買ってきてくれたの!?しかも結構な量』
皆大喜びで「やるやる！」「先生ありがと〜！」「やったー！」と花火を始めようと火や水の準備をしてると
相澤「小鳥遊」
と先生が少し離れた所で手招きしている
貴「何でしょう」
相澤「お前、
貴「え？ありますけど？」
相澤「そうか…」
貴「ん？…あッ!そういう…いやだなーいくらなんでも、花火ぐらいやったことありますってー」
相澤「ならいいんだが」
貴「ｱﾊﾊ、もー先生は私の事なんだと思ってるんですか、勝手にそんな可哀想な子にしないでくださいよ」
相澤「そうだな…悪かった」
貴「まァ確かに普通とは少し違ったかもですが、一通りの季節のイベントもやりましたし、サンタさんだってちゃーんと来たんですよ！」
相澤「…そうか」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 38人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
むいちび(プロフ) - 桜丸さん» コメントありがとうございます😊楽しんでいただけて嬉しいです！更新頑張ります💪 (4月4日 9時) (
レス) id: b6b8b2a1d4 (このIDを非表示/違反報告)
桜丸 - ショートくんの女の子の日のくだり好きですwそして相澤先生カッコ良すぎます！！ (4月3日 22時) (レス) @page21 id: 37828d0683 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：むいちび | 作成日時：2023年8月2日 16時
