今夜は満月 ページ20
貴「……チーム戦なので」
なんだか相澤先生の言い方にモヤッとする
相澤「本番の時もチームメンバーがいたら手を抜くのか？」
貴「えっ!?…そんなつもりじゃ〜」
相澤「じゃあどうゆうつもりなんだ？」
貴『なんね？なんが言いたいっちゃね』
なんだかみょうにイライラしてしまう
貴「なんですか？1人で全部やった方が良かったと？そう言いたいんですか？」
きっと、普段の私ならこんな事は言わなかっだろう
相澤「協力するのは結構だがな、その結果遅くなるようなら、それは本末転倒だろ……俺が言いたいのは、訓練だと思って舐めれるのかって話だ」
正直な話、少し手を抜いた…
訓練だから誰も死なないし、体調も本調子じゃない
皆の訓練の機会を無くすのもな〜
なんて、偉そうな事を考えていたのだ
貴「そんなことはn
相澤「お前調子悪いだろ」
貴「え？」
貴『うそ、上手く隠せてなかったと？……いや、先生観察眼すごいからな…そいに今だに目つけられとるし』
相澤「そうゆうのは、ちゃんと言えと前も言ったはずだが？」
と2人で話してるとこに轟くんがよってくる
轟「やっぱ、そうだよな？なんか少し顔色悪いような気がしてたんだ、昼もいつもより少なかったし…風邪か？熱は？」
とおでこに触れようとしてくるので、さりげなく避け
貴「……あ〜いや、その」
相澤先生は轟くんの言葉で確信を持ったのか、ギロリと睨んでくるし
轟くんは心配そうに「大丈夫か？」と声を掛けながら私の周りをウロウロしている
貴『轟くんにまで……やっぱりこの個性厄介すぎるとね、クソ〜こんな事になったのも、なんもかんも全部あの
何とかこの場を切り抜けようと苦肉の策にでる
貴「…実は今日、その……女の子の日で…」
貴『ごめんなさい…ホンマは違うけんど、狡いのは分かっとうけど…これが一番相手を引かせるのに有効的なんやぁ…これ以上突っ込まれたくなかけん』
相澤「・・・」
轟「女の子の日？それって3月3日じゃないのか？」
貴「えっ!?……あ〜えっと、そうなんだけど…今のはそうじゃない方で〜」
相澤「轟、お前な…」
貴「えっとね……生理の日って意味だよ」
と苦笑いしながら小声でそっと教える
轟「わりぃ……知らなかった」
轟くんはビックリした後、かなりバツが悪そうにしている
貴「まぁ〜その、そんなに気にしなくって大丈夫だから」
轟「わりぃ…」
貴「大丈夫！大丈夫！」
落ち込んでしまった轟くんを励ます
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 38人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
むいちび(プロフ) - 桜丸さん» コメントありがとうございます😊楽しんでいただけて嬉しいです！更新頑張ります💪 (4月4日 9時) (
レス) id: b6b8b2a1d4 (このIDを非表示/違反報告)
桜丸 - ショートくんの女の子の日のくだり好きですwそして相澤先生カッコ良すぎます！！ (4月3日 22時) (レス) @page21 id: 37828d0683 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：むいちび | 作成日時：2023年8月2日 16時
