【ヒロアカ】この世界に希望の詩を【轟焦凍】第二楽章 (ページ49)

今日:11 hit、昨日:2 hit、合計:23,682 hit

何故動いてる⚠ ページ49

互いに手を伸ばすが翼脳無はさらにスピードと高度をあげる

貴「逃がすか！」

貴『羽がたらんくってスピードが』

その時ガクンと翼脳無が落ちて来てドンと背中に誰かが飛び乗ってきた

貴「うそ!?」

緑谷君が攫われると持っていたロープがビンとなりステインが少し引きずられ緑谷君は手を離す

すると突然ステインが立ち上がり張り付いてる足を無理やり引き剥がし血が流れることも構わず近くにあった瓦礫でロープを引きちぎり腕も無理やり引き剥がし血まみれになりながら飛び散っていた翼脳無の血を舐め跳び上がり

ステイン「偽物が蔓延るこの社会も」

Aの背中に乗りAの翼にある硬くしてある羽を奪い翼脳無の頭を貫き

ステイン「徒に力を振りまく犯罪者も」

諸共落ちていく

貴『この高さから落ちたら死ぬ！』

貴「間に合え!!」

と追いかけギリギリの所で緑谷君とステインを掴み下ろす

貴「まっ間に合った…ﾊｧ…ﾊｧ」

ステイン「粛清対象だ……ﾊｧ……ﾊｧ」

貴『なんで…気絶してるのに！つーかなんで硬化の羽がわかったと』

ステイン「全ては…正しき…社会の為に」

残っているミットナイト先生の羽を口の中に入れ発散させる

貴『…いい加減大人しく眠ってくれよ！』

そして立ったまま動かなくなる

羽をあて診てみるが

貴『確かに気絶してる…こんな状態で…ありえない…なんで…動けると』

そこにエンデヴァーさんが現れると再びステインが反応し動き出す

ステイン「エンデヴァー」

エンデヴァー「ヒーロー殺しー!!」

ステインはスっと向きを変え

ステイン「偽物…」

と凄まじい殺気とを放ち威圧する

その凄まじさに誰も動けなくなる

ステイン「正されば……誰かが血に染まらねば……！」

…あのエンデヴァーでさえも

ステイン「ヒーローを取り戻さねば!!」

貴『ｯﾂ…凄い狂気…怖い…全ては、社会の秩序を守るために…明るい未来の為に』

と感情のスイッチを切りエンデヴァーに向かうステインを後ろから取り押さえるが

ステイン「来い！来てみろ偽物ども！」

と私には目もくれず叫び続け押しのけようと暴れる

ステイン「俺を殺していいのは…本物の英雄(オールマイト)だけだ!!」

貴「ｯﾂ……これ以上動いたら死ぬぞ…大人しくしろ」

と警棒を取り出しダメ元で首の後ろを叩く

ステイン「･･･････」

目を見開き口を大きく開けたまま動かなくなり私から奪った羽を地面に落とす

カーンと音がなり時が動き出したように皆動き出す