【ヒロアカ】この世界に希望の詩を【轟焦凍】第二楽章 (ページ42)

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憧れのヒーロー⚠ ページ42

轟「血を吸って動きを止める…それで刃物か、俺なら距離をとったまま戦える」

しかしナイフが飛んでくる

貴「危ない！」

轟君はかわすが頬を掠める

ステイン「良い友人を持ったじゃないか！インゲニウムの弟」

と切りつける小刀を氷で防ぎ上に飛ばされた刀に気を取られるその隙に血を舐めようと近く

貴「下だ！」

既のところで炎を出し何とか回避する

轟「ッぶねぇ」

ステインは上に飛ばされた刀を回収しに跳び上がる

貴「今だ!!落として！」

翼をコンパクトにする為に外して上に隠しておいた羽を落としばら撒く

ステイン『何!?有り得ないＯ型だったとしてもこんなに早く』

とヒラヒラ落ちてくる沢山の羽に一瞬気を取られる

ステイン『鳥とネズミ!?』

その隙に轟君は炎で起動を絞り氷でステインを捕まえようとするが何とか回避しようと体を捻って紙一重でかわす！体制の崩れた所を指をパチンとならし衝撃波と爆破の羽を発散させ吹っ飛ばす

ステイン「グッ……なっ!?」

口田君のアニマルボイスを宿した羽を何とか口元に動かしマスクのようにして別の羽に録音して使い近くにいた鳥やネズミ達を引き寄せ待機してもらいタイミングを見計らい羽をばらまいてもらったのだ

貴『身体はまだ全然動かないでも…左手と1部の羽なら何とか……』

貴「轟君お願い血を取られるとマズイだから早くこれ抜いて！怪我はすぐ治せるから大丈夫！抜いたら手の甲に羽を置いてくれると助かる！」

轟「そうか！そういう事かわかった…いくぞ」

貴「うん！」

轟君は一気に小刀を抜き手の甲に急いで羽を置いてくれる

傷を治し地面に広がっている血を吸い取る

貴「ｯﾂ…ありがとう」

轟「ああ…大丈夫か？」

貴「うん！大丈夫」

飯田「何故だ何故3人とも…やめてくれよ…僕は兄さんみたいなヒーローになりたいと思ったんだ…そんな兄さんを傷つけたそいつは僕がやらなきゃ……そいつは僕が」

轟「憧れのヒーローか？おかしいな俺が見た事あるインゲニウムはそんな顔じゃなかったけどな……お前ん家も裏じゃ色々あるんだな…」

戻ってきたステインが再び襲いかかって来る

緑谷「轟君……」

轟君は大きな氷の壁を作るがあっという間に切り崩す

ステイン「己より素早い相手に対し自ら視界を遮る……愚策だ！」

轟「そりゃどうかな」

と炎を放とうとするがその腕にステインはナイフを飛ばす

貴『させるか！』

と硬化を宿した羽を何とか操り撃ち落とすが1本外してしまい轟君の腕に刺さってしまう