【ヒロアカ】この世界に希望の詩を【轟焦凍】第二楽章 (ページ21)

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ごめん……ありがとうページ21

ホークス〘ほっか…やけん無理はしたらアカンからね見つけるんはよかけど戦ったらアカンからね〙

貴「うん！正面戦闘はなるべく避けると」

ホークス〘戦ったらアカン言うとるやろ！〙

貴「…気をつけます」

ホークス〘ステイン見つけたら？〙

貴「追跡できるようにそっと羽つけてすぐ公安と兄さんに連絡します」

ホークス〘羽付けるの無理そうなら？〙

貴「無理にはせーへん」

ホークス〘よろしい、絶対そうするんやよ！〙

貴「アィ…」

その後楽しくおしゃべりをし眠りにつく

振り替え休日後

あいにくの雨…傘をさして歩いていると後ろから誰かが駆け寄ってくる

麗日「おーいAちゃ〜ん」

貴「お茶子ちゃん！オハヨー」

麗日「オハヨー体調はもういいの？」

貴「うん！平気だよありがと〜」

麗日「そっかー良かった！でも体育祭出られんくって残念やったね」

貴「本当にタイミング悪すぎ〜って感じだよ〜」

麗日「ね〜Aちゃん強いから出てたら絶対入賞しとったよ」

貴「そうかな〜」

と話しながら歩き教室に着くと

轟「小鳥遊ちょっといいか？」

貴「うん」

人気のない所に移動する

轟「小鳥遊…悪かった」

と軽く頭を下げ謝る

貴「えっ!?どうしたのいきなり」

轟「あの日……初めての戦闘訓練の日にお前に突っかかったことあっただろ…悪かった」

貴「あ〜あれか！ぜんぜん平気！だから気にしないで」

轟「それから、ありがとう」

貴「ん？」

轟「あの時言ってくれた言葉…昨日緑谷と戦ってる時炎(こっち)の力を使わずにいたら俺の事情を知ってる緑谷に「君の力じゃないか！」って言われて…そん時小鳥遊が言ってくれたことを…昔お母さんが言ってくれたことを思い出した…」

と左手を眺めながら話す

轟「炎(こっち)の力を使ってもエンデヴァー(あいつ)になる訳じゃない…そう小鳥遊が言ってくれたから…少しだけそう思えた、お母さんはなりたい自分になっていいと……まだ完全に吹っ切れたってた訳じゃねぇし、俺だけが吹っ切れてもダメだ…まだまだ清算しなきゃならねぇ事もあるけど…スタートラインに立てた…そう思えたから、ありがとな小鳥遊」

貴「……うん！」

貴『良かった……本当に良かった』

轟「この休みの間にずっと会えなかったお母さんに会いに行けたんだ……」

貴「そっか…良かったね！」

轟「あぁ…これから俺はお母さんと沢山会って、話して…たとえ望まれてなくったって…助け出してみせる」