お迎え ページ17
zm side
『会いに来たよ。"ぞむ"』
敬語が抜けたAは、手を差し伸べて俺にそう言った。
俺がずっと。待っとった人。
吸い込まれそうな瞳に、窓から刺す光が反射する綺麗な艶髪。
そしてあの時と変わらない、威勢のある口調に、あの時より少し低くなった安心感を覚えるような声。
間違いなどない。確実に、
昔約束した掟を、律儀に守るように。
《むかえにいくから。まっててね、ぞむもつよくなって、わたしもつよくなって、むかえにいくから。》
そんな昔した会話が脳内でフラッシュバックされる。
俺は何も言わずにAを抱きしめた。こんなぎゅっと抱きしめたらもう俺の力じゃちょっと痛いかな。
でも許してくれるだろう。Aだから。
約束を守る。そんな言葉は、うわ言で終わったんじゃないと証明されたんだ。
ーーーーーーーーーーーーー
Aside
『会いに来たよ。ぞむ。』
この言葉を言える時が来たか、と少し自分でも恥ずかしくなる。ただ今は会えたから。嬉しくて。
そんなことを考えた時には、ゾムは私に抱きついてきた。子供じゃないんだから。
だけどまだ心を許してくれていたのね。少し嬉しい。
rbr「ぞ、ぞ、ぞぞむ！？！？な、何してんねんお前！！！」
sha「おいゾム！？！？」
kn「この一瞬で何があったんやあの二人……」
『ちょ、ぞ、ぞむもうあんた背も大きいし力も強いんだから離れて、く、くるしい……』
zm「…ん…に……た……」
『え？』
zm「ほんまに…きてくれたんやな、、！！！！！
ずっと…まっとった……けど無駄じゃなかった…」
『ふふっ…遅くなっちゃったけど約束は守る主義なぁんで。笑』
gr「！？ ...Aとゾムの関係はそんなに近かったのか？」
『唐突ですみません。ご迷惑をおかけしました。
……ゾムとは元々、小中学校と同じで、仲が良かったんです
……ただ、小中両方とも子供らしい可愛い感じじゃなかったですし、何よりも、
親が、いないんです、私もゾムも。だからこそ仲良くなってって...
あ……まぁお互いに一般的な普通とは少しズレた過ごし方で、余計仲良くなったんですが……
私が約束したんです。ゾムと離れる時に、
迎えにいくって。』
ゾムが私にくっついていたが、話し始めたら離れた。
そして私は『長くなっちゃうので、省略してお話してもよろしいですか……？』と伝え、許可を貰い少しだけ、話を始めた。
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しかくん(プロフ) - はぁぶ。＠低浮上さん» 返信大遅刻ですみません😱😭大変嬉しいお言葉ありがとうございます！！！更新遅すぎて申し訳ないです...こんな感じで進んでますがもし良ければこれからもよろしくお願い致します🙇♂️ (2022年2月12日 15時) (
レス) @page37 id: 12b5640a4a (このIDを非表示/違反報告)
はぁぶ。＠低浮上 - めっちゃ好みの作品でした！夢主ちゃんの策略の凄さが…！更新楽しみにしてます (2021年12月27日 17時) (レス) @page35 id: 457f98608e (このIDを非表示/違反報告)
さつき(プロフ) - 阿保さん» あっっっほんとだ報告ありがとうございます本当に感謝です修正しますっっっっ!!!(土下座)コメントありがとうございます嬉し限りです😭亀更新ですがよろしくお願い致します🙇♂️🙌🏻 (2021年12月20日 1時) (レス) id: 2c98935ec1 (このIDを非表示/違反報告)
阿保 - 名前がさつきのままになってるところが複数ありますよ（（コソ 面白いお話ですね〜。これからも更新頑張ってください (2021年12月19日 1時) (レス) @page10 id: 9754f34744 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しかくん | 作成日時：2020年11月28日 12時
