追求80個目 ページ31
｢なぁAちゃん｣
｢はい､何でしょ?｣
｢前から気になっててんけど､Aちゃんって何で西の国潰しなんてしたん?｣
一斉に私と鬱さんに視線が集まる｡
どうやら皆さんも聞きたかったらしい｡
鬱さんからの質問は実に率直だった｡
そしてそれに対しての私の答えも単純明快｡
｢あの国が気に食わなかったのと単なる好奇心､ですかね｣
｢へえ､Aちゃんは随分と子供っぽい所あるんやね｣
｢じゃあ逆に気になるんですけど､他に理由何て要ります?｣
｢さぁてね､僕はAちゃんじゃないし分からへんなぁ｣
へらへらと笑う彼自身､特に深い理由があって聞いた訳では無く
唯の話題の１つとして取り上げた様だ｡
なんか全然聞いてないよ彼､いいけど｡
すると気が付けば周りが全員静かに席に着く｡
机の上を見れば食材が先程より圧倒的に減って､というかもうない｡(驚愕)
｢折角全員居るし､自己紹介でも何でもしたらええんちゃう?｣
｢その方が色々と楽やしな､何なら俺ちょっと紅茶飲みたいから垂れてくる｣
｢あ､オスマン俺も紅茶飲みたい｣
｢ぺ神は砂糖入れような入れとくな何個やっけ五個??｣
｢分かってて言うてるやろ､入れんでええねん……｣
そんな和やかな雰囲気を眺めていると隣から肩を叩かれた｡
意識が戻って叩かれたほうを向けばむに､と頬に何かが突き刺さった｡
良く見れば何時の間にか隣に居た兄さんが頬杖を突きながら私の頬をむにむに突き刺していた｡
その､無表情でされるの凄く対応に困るしそれに､その､照れる､やめてくれ｡(小声)
こらそこ､鬱さん｡
ええなぁ俺もやりたいじゃない｡
駄々こねんな｡
この何とも言えない幼稚園感凄い中で私は自己紹介をしろと言うのか?
……今までにない注文に戸惑いつつ､私は静かに口を開いた｡
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代口 - ゆきさん» 配色についてはあくまでも個人的な創造の一部だったので､其処まで意識しておりませんでした｡指摘されて初めて感じる違和感…しかし今作につきましては､このままの配色で行きたいと思います｡ご理解頂きます様宜しく御願い致します｡ (2018年10月15日 22時) (
レス) id: 56f6e86835 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ん〜。マンちゃが緑でゾムか黄緑じゃないっけ〜。 まぁ、気にしないけどねぇ〜。 (2018年9月4日 23時) (レス) id: 4e186dbe54 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - らんちゃ（らんちゃん）のなんか恥ずかしいね。がｸﾞｯ……ｶﾞﾊｯ（吐血&鼻血）だった。可愛い (2018年9月4日 22時) (レス) id: 4e186dbe54 (このIDを非表示/違反報告)
代口 - ハクさん» うわあああ有難う御座います(; ;)そう言って貰えると本当に嬉しいです…!今後も更新頑張りますので､どうぞ宜しく御願い致します!!! (2018年6月13日 21時) (レス) id: 13ffe3f0cb (このIDを非表示/違反報告)
ハク - うああああああ！すごい作品ですね！話の流れもスラスラしていて最初から読ませて頂きました！終わるまで見続けます頑張ってください(´ω`) (2018年6月7日 20時) (レス) id: 19710dfa66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：代口 | 作成日時：2017年1月29日 23時
