追求6個目 ページ6
目の前で自分の手を握りながら､すやすやと眠る子は随分と安心しているらしい｡
先程までは無意識だろうが結構警戒してたみたいやし｡
その証拠がほら､俺の手ちょっと赤いでしょ｡
というか､さっきゾムが急に此処に来て
『はい土産』
何て言って急にこの子置いて行くもんやから焦ったわ｡
マグマで頭イかれたんとちゃうかと思うた､何て口には出さないでおくけど｡
色々考えてると､廊下の方から声がする｡インカム越しの会話が気になったのだろう｡
仮に敵でも病人居るんやから静かにして欲しいんやけど｡
｢あ"ぁ?なんややるんかこのチワワ!｣
｢お､お､?やるんかこの煽りポメラニアンがお"ぉん??｣
｢医務室前に来てまで喧嘩はやめてくれませんかねぇ…｣
｢お前等黙らへんと神に掘られるんとちゃう｣
おい最後余計な事言うた大先生掘るぞ♂
医務室の扉が勢いよく開くと､其処には幹部の奴らが勢揃い､とまでは行かないが
割と人数が揃っている訳で｡
よう其処まで人数揃ったな､お前等暇なんか｡
と思いつつ､相変わらず口には出さず｡
俺と目が合ったトントンが口を開く｡
｢ぺ神､その子起きよった?｣
｢うん､君等が来る数十秒前位にね｡でも直ぐにまた寝たよ｡｣
そう言うと､後ろの方で煙草吸ってた大先生が突然此方の方に着て､
寝てるこの子の頬に手を当てた｡それを見た子犬等がキャンキャン吼えてるけど､それも無視｡
いや､何してんですかねぇ｡
｢大先生何してん､大丈夫?ケツ掘る?｣
｢ぇ"ｯ､いやいやいやまだ何もしてないやろ!?｣
｢医務室では煙草の火を消せって前から言ってるやろ､さっさと消して､どうぞ｣
そう言ってトントンは､大先生の腕を引っ掴んで医務室から放り出した｡
ｶﾁｬﾘ､と音がしたから多分鍵でもかけたんやないかな｡
ドアが壊れそうな程力強く叩く音が聞こえるけど､それじゃあ逆効果なんだよなぁ大先生｡
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代口 - eiさん» 見直しました所､誤字の箇所確認致しました｡訂正させて頂きます､大事な場面での誤字は恥でしかない…ご指摘有難う御座います!今後も追求者と我々だ､を宜しくお願い致します｡ (2020年3月2日 23時) (
レス) id: de8de63fc5 (このIDを非表示/違反報告)
ei - グッルペンになってるところありますよｗ (2020年3月1日 20時) (レス) id: 9d4306ee6c (このIDを非表示/違反報告)
代口 - ゆきさん» 親戚の出番一度のみなので､時間ある時にまた絡みを書きたいなと思っております…ｼｭｰ… (2019年12月14日 19時) (レス) id: 9e6428ffc4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 親戚wwクリチャン (2018年9月4日 22時) (レス) id: 4e186dbe54 (このIDを非表示/違反報告)
代口 - 考慮させて頂きます｡貴重な意見有難う御座いました｡今後の更新からはなるべくわかりやすく書いていく様に意識させて頂きます｡長文失礼致しました｡ (2017年10月29日 17時) (レス) id: 2ab2960f5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：代口 | 作成日時：2017年1月4日 22時
