追求37個目 ページ37
｢なぁなぁなぁ!お前Aって言うんやろ?｣
突然の爆音に耳を塞ぐ｡
一瞬空挺でもきたのかと思った｡凄い焦った｡
よくもまぁ､この雰囲気で話せたもんだ｡ある意味感心する｡
気になる爆音の正体を探してみると一人だけ耳を塞がず､すっとぼけ顔の奴が居た｡
あぁ､何だっけあの人｡
こ､こ……
｢コムギコ､｣
｢｢ﾌﾞﾌｯ｣｣
｢だ､誰が小麦粉じゃお前ぇぇ!!｣
え?コムギコじゃ無かったんだけ､あれ｡
他の人等全員肩震えてるじゃん笑い堪えてるよね､やだ何コレ恥ずかし｡
｢こ､む､ぎ､こ……っ!｣
｢お前この際､折角やし改名せぇよコムギコに｣
｢ふふ､コムギコは不意打ちやったわぁ､ふふふ､｣
｢ほんまに､｣
口々に言う彼等だが､確実に笑いを隠しきれていない｡
黄色いオーバーバールを着た奴は最早隠す気は無い様子で腹を抱え笑い転げてる｡
｢Aちゃん､やっけか?｣
半笑い気味に此方に話しかけて来たのは､
何処か暗い雰囲気を纏う人｡
煙草を一度吸って､ゆっくりと吐き出す｡
やけにその姿は様になっていて､少し凝視してしまった｡
そして､息を吸い込む｡
｢どうも､僕でﾆ"ｬｱ"ｧｱ"ｧ!!とんち!冗談やん冗談やんか!!ちゃんと､ちゃんとすっから!!許して!!｣
｢そう言う事やなくて､何で大先生はこのタイミングで自己紹介してるん?｣
｢俺には俺のタイミングが……!｣
｢あ"?しばくぞ｣
｢あぁんちゅめたい……｣
一体､今の数秒の間私は何を見せられてた?
漫才?そうなの?(困惑)
トントンの恐ろしく黒い笑みで､涙目になってた人が
此方に帰ってきた｡
｢う､鬱ですぅ……序に､彼奴は"コムギコ"やなくて"コネシマ"な｣
｢誰が序や!お前にだけは言われたないわぁ…｣
鬱､ね｡
成程｡何処か納得は出来る｡
そいで､コムギコではなく､彼はコネシマ｡
というか､ん?
本当に何で今､自己紹介が始まってる??
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代口 - eiさん» 見直しました所､誤字の箇所確認致しました｡訂正させて頂きます､大事な場面での誤字は恥でしかない…ご指摘有難う御座います!今後も追求者と我々だ､を宜しくお願い致します｡ (2020年3月2日 23時) (
レス) id: de8de63fc5 (このIDを非表示/違反報告)
ei - グッルペンになってるところありますよｗ (2020年3月1日 20時) (レス) id: 9d4306ee6c (このIDを非表示/違反報告)
代口 - ゆきさん» 親戚の出番一度のみなので､時間ある時にまた絡みを書きたいなと思っております…ｼｭｰ… (2019年12月14日 19時) (レス) id: 9e6428ffc4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 親戚wwクリチャン (2018年9月4日 22時) (レス) id: 4e186dbe54 (このIDを非表示/違反報告)
代口 - 考慮させて頂きます｡貴重な意見有難う御座いました｡今後の更新からはなるべくわかりやすく書いていく様に意識させて頂きます｡長文失礼致しました｡ (2017年10月29日 17時) (レス) id: 2ab2960f5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：代口 | 作成日時：2017年1月4日 22時
