追求23個目 ページ23
会議が始まって早2時間｡内容が一向に進む気配は無い｡
理由は至って簡単､無駄話が多い為だ｡何時もの事だが｡
例えば､俺が座ってる反対側の席では､会議内容とは別の雑談が始められている｡
｢ゾムはどうして彼奴を此処に連れて来たん?｣
｢そりゃあ彼奴の持ってる武器が､西の国を潰した奴のモノと似てたから気になってん｡｣
｢ま､そうやな｡てかあれ､大先生其れ聞いてなかったん?｣
｢いやぁ､それが実は丁度その時女の子と居うててな｡｣
内容を聞いたのはトンチからなんだよね｡何て言う大先生は最早手遅れだろう｡
手の施し様がない｡
小さく溜息を吐くと､隣からトントンの声が聞こえてきた｡
大先生がトントンの事言うから､遂に幻聴まで聞こえてきたのか｡相当疲れてるなワシ｡
･
･
･
･
幻聴かと思ったら本当に話しかけられてた｡(驚愕)
｢所でグルさんは､どうしてあの子を仲間に入れようと思ったん?｣
｢そりゃぁ随分と単純な話だな｡勿論俺が気に入ったからに決まってるだろ｡｣
｢ﾌﾞﾌｯ､｣
トントンとは反対側の方から､笑いを堪え様として堪えられて無い声が聞こえた｡
俯きながら震えてるのはオスマンだ｡この国の外交官にして逸材である｡
｢ふふ､俺の時もそんな感じやったって聞いてたけど､グルちゃんやっぱ流石やわぁ､!｣
笑いが収まり切れてないゾ､オスマン｡
トントンが本日何度目かも分らない溜息を吐いた所で､別の場所から視線を感じた｡
｢何だひとらん｡言いたい事があるなら口で言え｡｣
俺がそう言うと視線の主＿＿＿＿＿＿否､ひとらんが口を開く｡
｢うん､あのね?あの子は戦力面では特に問題ないのは分ってるんだけど｡｣
次にひとらんは､一つの事を話した｡
俺､あの子の仲間と1度だけ戦った事あるよ｡
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 558人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
代口 - eiさん» 見直しました所､誤字の箇所確認致しました｡訂正させて頂きます､大事な場面での誤字は恥でしかない…ご指摘有難う御座います!今後も追求者と我々だ､を宜しくお願い致します｡ (2020年3月2日 23時) (
レス) id: de8de63fc5 (このIDを非表示/違反報告)
ei - グッルペンになってるところありますよｗ (2020年3月1日 20時) (レス) id: 9d4306ee6c (このIDを非表示/違反報告)
代口 - ゆきさん» 親戚の出番一度のみなので､時間ある時にまた絡みを書きたいなと思っております…ｼｭｰ… (2019年12月14日 19時) (レス) id: 9e6428ffc4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 親戚wwクリチャン (2018年9月4日 22時) (レス) id: 4e186dbe54 (このIDを非表示/違反報告)
代口 - 考慮させて頂きます｡貴重な意見有難う御座いました｡今後の更新からはなるべくわかりやすく書いていく様に意識させて頂きます｡長文失礼致しました｡ (2017年10月29日 17時) (レス) id: 2ab2960f5c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：代口 | 作成日時：2017年1月4日 22時
