*◇白い宝石◇*

大学生。 ページ3

*











実は私、某大学の大学２年生。



自分で言うのもなんだけど私って飲み込み早いみたいで高校の時点で英語は日常会話なら喋れて深い部分まではよくわからないから学びたくてこの学部に。



でも思ってたより中国語の発音が難しい…。






あ、でも私には心強い中国語の先生がいるではないか！



スーパースターの中間淳太先生が！





…今度淳太に教えてもらお。←







そして大学２年生でもあるのに自慢じゃないけど友達がいない。



自分から話しかけるのは緊張しちゃう…。







…おや？



近くに座ってる女の子が何かを探してる？ペンっぽいな？




チャーーーンス！！







「良かったらコレ使って」



女A「え、あ、ありがとうございます」







大学生活２年目にしてやっと会話出来た。笑







講義が終わるとすぐペンを返しに来てくれた。







女A「あの、ありがとうございました」



「いや、全然！私無駄にペン持ってるし！

…えっと〜、名前は？」



女A「中野真里です！今日２０歳になりました！」



「え、おめでとう！！

というか私はまだ１９歳だけどやっぱりタメだ！敬語いらないよ？」



真里「Aちゃんには敬語使っちゃうんです」



「あ、名前知ってたの？」



真里「だってキンプリですもん」



「誰かのファン？」



真里「えっと〜、紫耀くんが…」







今紫耀暇かな〜と思いながらスマホを取り出す。



１０人くらいからの視線感じるけど。







真里「あの、何を…？」







♫〜♪♪〜♪〜♫〜(LINEの音)







『紫「もしもし？どうしたの？」』







真里ちゃんはすぐ気づいたのか今にも泣きそうになってる。笑



聞き耳を立て周りもザワザワ。







「今スピーカーにしてるから。

あのさ、同じ大学の友達が２０歳の誕生日迎えたからお祝いの言葉をどうぞ！ちなみに紫耀のファンだよ〜真里ちゃんね」



『紫「え、あ…真里ちゃん！２０歳おめでとう！」』



真里「ありがとうございますっ」



『紫「お酒は程々にね！飲み過ぎ良くないからね！Aはまだだよ〜」』



「わかってるわ」



『紫「真里ちゃーん！バイバイ！」』



真里「……もう今◯んでも良い」



「ダメよ！笑

あ、この後仕事だわ！じゃあね！」



真里「友達って言ってくれてありがとう！」







1人目友達記念は大サービスしなきゃね。笑



紫耀に後でお礼しなきゃ。









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