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-マルコside-
あの後親父は隊長を全員自分の部屋に召集した
先にAの事を紹介するそうだ
白ひげ「全員そろったか？…おいA入れ」
ガチャ
全隊長の視線がAに集中する
白ひげ「今日から家族になったAだ。10年以上前からいる奴は分かるだろう、Aはユラの娘だ」
ビスタ「！？」
ラクヨウ「…あのユラの」
この中の数人はユラさんとの面識がある
「今日からお世話になります。ユラの娘のAです。よろしくお願いします！」
サッチ「よろしく！！いやぁ…それにしてもユラさんそっくりだねー」
サッチの言葉にみんな頷く
パッチリとした目に、よく通った鼻筋、黒く長く綺麗な髪…
全部が全部ユラさんそっくりだった
マリア「ユラさんは今何してるの？」
ナース長のマリアが何の気なく聞いた一言に俺、A、それにエースが反応する
「えっと、母は…」
白ひげ「エース、Aにこの船を案内してやれ」
エース「…おし！行くぞA！！」
気を利かせた親父とエースがAを部屋の外に連れて出す
・
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・
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白ひげ「ユラは死んだそうだ」
隊長「「「「！？」」」」
みんなはさっきよりも驚いていた
そりゃそうだろう、あのユラさんが死んだんだ
美しく、強く、優しかったユラさん
マリア「そ、そんな…」
マリアは泣き崩れる、あいつユラさんの事大好きだったからな
白ひげ「過去に起きたこと悔やんでもしかたねぇ。…あいつの事だ、あの世でも楽しくやってるに決まってる」
サッチ「…そうだな、あの世からこっち見て笑ってるかも」
そう言うサッチの顔もどこか寂しげだった
『あー！美味しい！サッチって天才！！』
『マルコの青い炎綺麗ね…あたし大好き！！』
『マリア、また泣いてるの？あたしの部屋来なさい。話聞いてあげるから』
きっと今みんなの頭の中にはユラさんとの記憶がめぐっているだろう
白ひげ「何はともあれ今日からAは俺の孫…、お前たちの姪や妹になったんだ。仲よくしろよ」
マリア「グスッ…当たり前じゃない」
人は必ずいつか死ぬ
けれど、その人との思い出はそれぞれの心の中で思い出として生き続ける
確かにその通りだな
俺はゆっくり目を閉じ、亡くなったユラさんに祈りを捧げた
そんなマルコを見て他のみんなも同じように祈る
じゃあな、ユラさん…
お前は俺の初恋だった
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なおん - すごく面白いです！！ (2017年5月6日 16時) (
レス) id: 804927d2a7 (このIDを非表示/違反報告)
土方呉羽(プロフ) - とても面白かったです！ (2016年8月16日 22時) (レス) id: f1dc3f5e8b (このIDを非表示/違反報告)
愛紀(プロフ) - ゆずさん» アンケート答えていただきありがとうございます！今回はやらない事になってしまいましたが、これからも宜しくお願いします(*^_^*)！ (2016年1月23日 20時) (レス) id: c24c6aa26f (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 愛紀さん» エースの企画希望します！ これからも頑張ってください！ (2016年1月10日 3時) (レス) id: edfc55cd8d (このIDを非表示/違反報告)
愛紀(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます！がんばります(*^^*) (2016年1月9日 22時) (レス) id: d8191c83f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛紀 | 作成日時：2015年11月9日 21時
