28 ページ36
-マルコside-
俺の肩に寄りかかりながら、眠りについた白ひげ海賊団の末っ子A
この船に来たときは、静かでおとなしい、歳の割に落ち着いてる奴だと思った
けど実際は全然違った
静かなのは、俺たちに心を開いていなかったから
大人しかったのは、初めての空間に緊張していたから
落ち着いていたのは、無理に大人ぶっていたからだ
その証拠に一緒に居ればいるほど、Aは心を開いてくれた
マルコ「…困った妹だよい」
まだ少し幼さが残るAの寝顔を見て笑みがこぼれる
マルコ「怖い夢…か」
俺がAの後を追って甲板に来たとき
こいつは膝を抱え、震えていた
その姿は今にも壊れてしまいそうなぐらい弱弱しく見えた
よっぽど怖い夢だったのか…それとも…
マルコ「…過去のことか？」
誰でも人には言えない事ぐらいある
そう思っているから、俺はお前の過去に口を出すつもりない
けど
たぶんこいつの抱えている過去は、こいつ1人で背負うには過酷過ぎる物なのかもしれない
マルコ「…いつか、俺たちに話してくれよい」
そしたら、お前の過去を俺たちが一緒に背負ってやるから
お前がもう何かに怯えなくても良いように、全力で守ってやるから
俺も、サッチも、イゾウも、エースも…
この船に乗ってる奴全員お前の事が好きなんだぞ
大切な末っ子なんだ
まぁエースの好きは俺たちとは種類が違うけどな(笑)
マルコ「さてと…長くここにいると本当に風邪ひいちまうよい」
そう言い立ち上がると船の中に入って行った
その腕に白ひげ海賊団の姫を抱えながら…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 117人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なおん - すごく面白いです！！ (2017年5月6日 16時) (
レス) id: 804927d2a7 (このIDを非表示/違反報告)
土方呉羽(プロフ) - とても面白かったです！ (2016年8月16日 22時) (レス) id: f1dc3f5e8b (このIDを非表示/違反報告)
愛紀(プロフ) - ゆずさん» アンケート答えていただきありがとうございます！今回はやらない事になってしまいましたが、これからも宜しくお願いします(*^_^*)！ (2016年1月23日 20時) (レス) id: c24c6aa26f (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 愛紀さん» エースの企画希望します！ これからも頑張ってください！ (2016年1月10日 3時) (レス) id: edfc55cd8d (このIDを非表示/違反報告)
愛紀(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます！がんばります(*^^*) (2016年1月9日 22時) (レス) id: d8191c83f5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：愛紀 | 作成日時：2015年11月9日 21時
