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エース「…」
「…」
長い長い静寂
？「お前ら何してんだ…？」
「…！？」
エース「！？」
行き成りかけられた声に慌てて体を離す私とエース
声をする方を見ると…
サッチ「…エースも隅に置けないなぁ」
船の上から私たちを見下ろしてるサッチがいた
エース「な！別に何もしてねぇよ！！」
そう言うエースだが、顔も赤くて説得力など欠片もない
そんな様子を面白そうに見てるサッチに、怒ったエースが火を浴びせた
サッチ「うわっち！！…危ねぇな！俺の自慢のヘアーが燃えるとこだっただろう！」
エース「うるせぇ！」
サッチ「いいのかぁー？今の事マルコに言っちゃうよぉ？」
黒い笑みを浮かべるサッチ
今回はエースの負けだろう
マルコの名前を出されちゃ、流石のエースも諦めざるを得ない
エース「くっそ…、おいA船行くぞ」
「え！？あ…うん」
この状況に未だに付いて行けない私はエースの声にハッとする
何もなかったかのように話しかけるエース…
今さっきまであたしの事抱きしめてたよね？？
そう思いジッとエースの顔を見るが
エース「な、なんだよ…////」
少しだけ顔を赤くしフイッと目を逸らした
さっきのは冗談だったのかな…？？
もしかしてエース…って考えたけど
「ううん、何でもない。行こっか」
エース「…おう！」
私の感違いだったのかな…？
もしそうだったら、恥かしい…
自意識過剰じゃん…
エース「おい、わざわざロープで登ることねぇだろ？」
「え…？だってあたしジャンプ力無いし」
エース「ったくしょうがねぇな…。しっかり捕まっとけよ？」
「え？……きゃ！！」
私をお姫様抱っこし軽々と船の甲板までジャンプする
反射的にギュッとエースの腕をつかむ
「(……わぁ、綺麗)」
エースの腕越しに見えた夕焼け
それは今日プレゼントしてくれたイヤリングのように輝いていた
エース『お前に初めてプレゼントをやった男は俺だってこと、覚えておけよ…？』
あの言葉に深い意味なんて含まれていないのかもしれない
けど…
「ありがと…エース(ボソッ」
エース「ん？なんか言ったか？？」
「ふふっ、何でもないよ」
嬉しかった
貴方の言葉がすごく嬉しかった
だけどエース…？
あんまり優しくされたりそんな事言われると
好きになっちゃうよ…？
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なおん - すごく面白いです！！ (2017年5月6日 16時) (
レス) id: 804927d2a7 (このIDを非表示/違反報告)
土方呉羽(プロフ) - とても面白かったです！ (2016年8月16日 22時) (レス) id: f1dc3f5e8b (このIDを非表示/違反報告)
愛紀(プロフ) - ゆずさん» アンケート答えていただきありがとうございます！今回はやらない事になってしまいましたが、これからも宜しくお願いします(*^_^*)！ (2016年1月23日 20時) (レス) id: c24c6aa26f (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 愛紀さん» エースの企画希望します！ これからも頑張ってください！ (2016年1月10日 3時) (レス) id: edfc55cd8d (このIDを非表示/違反報告)
愛紀(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます！がんばります(*^^*) (2016年1月9日 22時) (レス) id: d8191c83f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛紀 | 作成日時：2015年11月9日 21時
