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[No side]
A「(土方くんがマヨラーなことをすっかり忘れていた。)」
土方に頼まれた買い物の行き道。Aは先程のマヨネーズの会話のことをふと思い出し、そんなことを思っていた。
A「今度から気をつけないとアレをお目にかかることになるな。」
内緒の話、Aはマヨネーズが苦手である。付けるとしても平均より少量だ。そんな彼女があの大量のマヨネーズを目にするのはなるべく避けたいのである。
早く済まそうと少し足を早めると、突然目の前に影が現れた。何事かと視線を上げると、前には3人のチャラそうな男たちが立っていた。
男1「おねーさん。暇なら俺らと遊ばねー?」
A「暇に見えるかい?」
男2「見える見えるー。おねーさんきれーだねー。」
A「残念ながら暇じゃないね。ほら、そこどいとくれ。先に進みたいんだ。」
そう言って男たちの間を抜けようとするが、いとも簡単に道を塞がれて、おまけに肩を掴まれてしまった。こうなっては女の力では逃げることはできない。
男3「まーそー言わずにさー。俺達とイイコトしにいこーよ。」
A「…………ハァ、悪いね。私はそういうことには興味ないんだよ。分かったらその手、離しとくれ。」
男1「うるさいなー。女は黙ってついてくりゃいいんだよ。」
いつまでも行こうとしないAに我慢の限界が来たのか、口調を荒くしAの腕を引っ張った。
が、しかし、数秒後にはAを掴んでいたその手は、別の手により引き離されていた。そのとき自然と視界に入ったのは_____銀色の髪。
銀時「にーちゃんたちよォ。女相手にすんならもう少し優しくしてやんねーと。デリケートなんだからさ、いろいろ。」
間延びした声。それに見合う自由に跳ねまわった銀髪。だらしなく着こなされた不思議な模様の着物。
男1「あ"!?なんだぁテメェ。」
男3「お、おい。コイツお登勢んのとこの。」
姿を見るなり、手を拗じられた男は完全にキレたようだったが、もう一人の男によりその威勢は静められた。
舌打ちをし、呆気なく散っていった男たち。Aは一通りの出来事をただ呆然と見ていた。
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銀さん、出せたぁぁぁぁぁぁ!!
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沖田総悟
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やすは☆(プロフ) - 道化師さん» 道化師様、コメントありがとうございます!なんと!?そのようなコメントは初めてなので、よく分かってないんですが……。リンクが開けないってことですよね?パソコンでご覧頂いてるんでしょうか? (2018年6月17日 13時) (レス) id: 5e3a82e807 (このIDを非表示/違反報告)
道化師 - とても楽しいです!ですが、画像が見れません。どうしたら見れますか (2018年6月16日 19時) (レス) id: 5de8f988fd (このIDを非表示/違反報告)
やすは☆(プロフ) - ゆうゆりさん» すみません!ゆうゆり様!!名前を間違えてました!!すみません! (2018年4月30日 11時) (レス) id: 5a45cb7c40 (このIDを非表示/違反報告)
やすは☆(プロフ) - ゆうゆりさん» ゆりゆり様、ありがとうございます!続編も出してますので、宜しければご覧になってください!そうなんですね!!是非拝見させて頂きます!! (2018年4月30日 11時) (レス) id: 5a45cb7c40 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆり - とても面白いお話ですね。更新楽しみです。 実は私も銀時の小説を書いてるので見てください。「攘夷四天王の女王は真選組総長」という題名です。 (2018年4月29日 16時) (レス) id: b9c6281a96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:やすは☆ | 作成日時:2018年2月11日 21時