【銀魂】警察庁から真選組に来た女

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［No side］




土方「総悟。」






あれから数分後、すぐに土方たち真選組は現場を訪れ、事態の収集を行っていた。





沖田「どーも、土方さん。こんな夜まで死人の面見ねーといけねーとは、物騒な世の中になっちまいやしたねィ。」



土方「今の幕府じゃ、仕方ねェよ。…それで現場検証は済んだのか。」



沖田「検証も何も起きた現場をこの目で見たんですぜィ。少なくとも男の方は。」



土方「女の方は。」



沖田「今、Aさんが見てやす。因みに二人とも身元判別出来そうなもんはもってやせんでした。」





そう言って、親指を立て後方を指す。その先には、沖田が発見時の状態___つまり、車から垂れ下がるようになっている女性を検視している、Aの姿があった。





土方「A、どうだ。」



A「あ、土方くん。お疲れ様。

この女性の死亡時刻は恐らく午後6時から7時の間。死因はまだ分からないが、口から内出血が見られるから、解剖すれば分かるさ。今のところは他殺だな。帰ったらすぐに見るよ。」



土方「悪ィな。」



A「いや。とりあえず、あの男性とこの女性の身元を割り出さないと、進展はしないな。なんたって第一容疑者が死んじゃってるんだから。」



土方「そっちは今山崎にやらせてる。」



A「了解。あ、あと一つ。」





そう言って、車の助手席側へ回り、扉を開けた。Aは床のシートを指差し、土方も身を乗り出してそれを確認する。シートには赤い跡が付いていた。




土方「血痕か？」



A「私もそう思ったが、血液反応が見られなかった。これも帰って成分分析するよ。もしかしたら、関係あるかもしれない。」



土方「あぁ、頼む。」



A「あぁ。じゃ、遺体はもう屯所に運ばせてもらうよ。」



土方「任せた。」





土方に一礼してからAは、近くにいた隊士たちに、遺体を運ぶ手伝いをするように頼む。
そんな彼女を見ながら、今回の事柄は奥が深そうだとため息を溢したのであった。



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すみません。このお話、前作よりも前に考えてたものなので、書き方が違います。読みにくいし、面白くない書き方ですが、何卒お許し願います。

30,000hit！！ありがとうございます！

明日は卒業式だぁ！です。
前日にしてもう泣きそう……。

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