-47- ページ2
[No side]
沖田「あーあ草臥れたァ。こりゃ暫く休暇貰えやすよねィ。」
あれから男性の方の自宅を訪れた真選組一向であったが、手掛かりは特になし。共に仮設住宅に住み、二人ともの両親は、江戸ではなくどちらも辺境に住んでいる。死亡の連絡をした時の親の反応は読者の皆様のご想像通りに。
話を戻して、今は全員屯所に帰宅してきたところだ。
土方「テメェは何もしてねぇだろうが。」
沖田「やだなー土方さん。ちゃんとしやしたよ。」
ほら。と右手を掲げた。その手にはあのダイイングメッセージ。
土方「テメェは何、証拠品を勝手に持ち出してんだ!」
沖田「あれ、おっかしーな。廊下に落ちてたから拾ったんですが……もしかして、土方さん落としたんですかィ。」
と。用紙が入った袋をプラプラさせながら、あのなんとも言えない黒い笑みを浮かべている沖田。
土方「あぁ"!?テメェが取ったんだろーが。返せ。Aんとこに持ってくから。」
ーーーガラッ
またまた突如開け放たれた障子。いい加減取れてしまいそうな勢いで開けられた先には、急いで来たのか息を荒らすA。その顔色は今朝よりはマシな色になっていた。
A「土方くん、お疲れ様だね。沖田くんも。」
沖田「どーもーAさん。そんなに急いでどーしたんですかィ。」
A「例のシートのシミの正体。分かったよ。」
土方「…そうか………んでなんだその目は。」
正体が分かったという報告をしたものの、その場を動かないA。加えて何かを請うような目で土方を見ている。
A「ちょっと分かりやすく説明したいんだよ……。」
土方「実験台になれと?」
あぁ。と目をキラキラさせている。こめかみをピクピクさせている土方は、答えようがない様子だ。諦めて了承しようかと口を開きかけたとき、沖田が口を開いた。
沖田「土方さんじゃなくてもいいんですよねィ?」
A「もちろんさ。できるだけなんでも食べれる人がいいね。」
沖田「じゃあ、うってつけのがいるじゃないですかィ。」
黒い笑みを浮かべた沖田。
明らかに嫌そうな顔をした土方。
なんのことか分からない様子のA。
なんだこの絵図。
ラッキーアイテム
メガネ
ラッキーキャラクター
沖田総悟
221人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
やっさん☆(プロフ) - アリス・キーリングさん» アリスさん、お久しぶりです!いえいえ!またいつでも描きますからね!神威くんですね!分かりました!頑張ります! (2018年3月16日 20時) (レス) id: ba0fdaeef3 (このIDを非表示/違反報告)
アリス・キーリング(プロフ) - やっさんお久しぶりです!絵とても助かりました!神威の絵わたしもみてみたいです! (2018年3月15日 22時) (レス) id: 39d8d2a89c (このIDを非表示/違反報告)
やっさん☆(プロフ) - なるかさん» なるかさん!!お久しぶりですゥゥゥ!!続編でもこうして会えるなんて、嬉しいことこの上ないです。・゚・(ノД`)・゚・。神威くんですね!!分かりました!!挿絵も頑張ります!密かに神威くん描きたかったのでっ(*´∪`*)いつも読んでいただきありがとうございます! (2018年3月14日 14時) (レス) id: ba0fdaeef3 (このIDを非表示/違反報告)
なるか(プロフ) - こんばんは!お久しぶりです。何回かリクエスト来ていると思いますが、私も神威が良いです!できれば夢主と神威の挿絵も見てみたいです!よろしくお願いします(^^) (2018年3月13日 23時) (レス) id: 985c8767ca (このIDを非表示/違反報告)
琴音(プロフ) - やっさん☆さん» ありがとうございます!よろしくお願いします! (2018年3月10日 21時) (レス) id: 2a37d15bcc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:やすは☆ x他1人 | 作成日時:2018年3月3日 17時