＊ ページ46
「まずさー、何でAちゃんが濡れてんの？大方予想はつくけど一応聞くね。」
"チャンスをあげるよ"
と、全てを見透かしたような目で問いかける。
女子達はバレー部のファンで、嫌われたくないのだろう。誰一人答えない。目をうろちょろさせ、言い訳を考えているようだ。
「…はぁ。じゃあ君、代わりに答えてよ」
向けられた視線が余りにも冷たくて、身震いしてしまう。
「っ、あ、の…バケツをコイツ等が仕掛けて…」
「あぁ？止めなかったのかよ」
「止めました…けど、聞いてくれなくて」
「チッ…テメェら覚悟出来てんだろうな」
滅多に怒らない松川さんまでもが苛立ちを見せている。空気がピリピリと張り詰める。
「…取り敢えず金田一と矢巾。Aちゃんを保健室に連れて行って。」
「！、はい！」「了解です！」
白崎さんが連れて行かれ、さらに空気が重くなる。
心做しかクラスの奴らも泣きそうだ。
そのくらいこの殺気は凄いのだ。
「なぁ、今何月か知ってる？」
今は二月上旬。一番寒い月と言っても過言ではない。
「あの、違うんです。私達はただ…」
ガンッ
「うるせぇよ。言い訳とか要らねーから」
彼女達の側にあった机が蹴り倒された。
「あーイライラする。及川さん達、コイツ等殺しましょうよ」
「まぁまぁまぁ。少し落ち着いて？」
荒ぶる一年の…確か国見って奴を宥めている。
あれ、もしかして最悪な事態にはならない…？
これも噂だが有名な話で、白崎さんに手を出したら殺されるって。
冗談だと思ってたけど先程の殺気を見たら肯定せざるおえなかったのだが…。
虐めていたとはいえ、彼女達だって人間だ。
恐怖に震える顔を見れば可哀想だなと思ってしまう。きっと及川さんもそうなんだろう、と思っていたら、
「殺しちゃったら詰まんないじゃん？」
「そーそー。悲鳴があるから楽しめるんじゃん」
"楽しい"
彼等はそう言った。
「それもそうですね。じゃあ……」
・
「「「遊ぼうか／ぜ」」」
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パインじゃむ - ヤンデレは我の好物、、最高٩( ᐛ )و (2022年2月11日 19時) (
レス) @page2 id: a53206b000 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - ハイキューさん» 夜分遅くにすみません。嬉しいお言葉、ありがとうございます！ (2019年4月25日 2時) (レス) id: c2ff24abe1 (このIDを非表示/違反報告)
ハイキュー - オモロです！ o(・`д・´｡)ヵ゛ﾝﾊ゛ﾚ ！ (2019年4月20日 20時) (レス) id: 6ff26b5a7c (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - 樹さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！そう言って頂けると気楽になれるので助かります(^^;相変わらずの亀更新になると思いますが、これからもよろしくお願いします。 (2019年4月15日 21時) (レス) id: c2ff24abe1 (このIDを非表示/違反報告)
樹 - この作品が大好きで、更新楽しみに待ってます。ですが無理なさらないでください。私は更新を気長に待っています。 (2019年4月15日 11時) (レス) id: 8e6b7bcff3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍 | 作成日時：2019年2月3日 0時
