リクエスト1 ページ22
姫華side
私の名前は西条姫華。
男子バレー部のマネージャーをしているわ。
今まで誰も入れなかったけど私は入れた。
何故かって？
私が完璧だからに決まっているでしょ！
だから私はマネになっても虐められなかった。
でも不満が一つあるの。
一軍メンバーは私に必要最低限話しかけないし
私をヒロインとして見てくれない。
……どうして？
でもいいわ。だって私だけなんだもの。
ここに居ていいのは。だからもう少しの我慢。
きっと皆私の事を愛してくれる。
そんな私の考えはあの女が来てから崩れた
あの女とは白崎Aの事。
今日、及川先輩が連れて来て見学かと思ったらまさかのマネージャーだと言った。
なんで、どうして
そんな感情が私の中をぐるぐる回る。
しかも一軍メンバーはあの女にべったり。
「美味しいスポドリ待ってるぞ」なんて言われている。
え、私は……？
「お、及川先輩。私は…？」
「あ！君さ、もういいよ」
もう、いい……？
「君、もう要らないってこと。
Aちゃん来たから君の役目は終わり！」
はい、これ！
と、私の手に乗せられたのは退部届けと書かれた紙
当然、理解できるわけがない。
理由を聞こうにも及川先輩は「じゃ、早めにちょーだいね！」と言ってあの女の傍へ行ってしまった。
誰も私の傍へ来てくれない。
なんなら私の存在なんて見えてないかのように。
なんで、、？
なんでそこに貴女が居るの？
そこは私の場所なのに…ッ
"許さない"
汚い感情が私を包み込む。
私は荷物を取り静かに体育館を出た。
右手には強く握りすぎてくしゃくしゃになった退部届け。
絶対に私は辞めない。
「こんなもの…ッ」
近くにあったゴミ箱に丸めて捨ててやった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 432人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
パインじゃむ - ヤンデレは我の好物、、最高٩( ᐛ )و (2022年2月11日 19時) (
レス) @page2 id: a53206b000 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - ハイキューさん» 夜分遅くにすみません。嬉しいお言葉、ありがとうございます！ (2019年4月25日 2時) (レス) id: c2ff24abe1 (このIDを非表示/違反報告)
ハイキュー - オモロです！ o(・`д・´｡)ヵ゛ﾝﾊ゛ﾚ ！ (2019年4月20日 20時) (レス) id: 6ff26b5a7c (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - 樹さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！そう言って頂けると気楽になれるので助かります(^^;相変わらずの亀更新になると思いますが、これからもよろしくお願いします。 (2019年4月15日 21時) (レス) id: c2ff24abe1 (このIDを非表示/違反報告)
樹 - この作品が大好きで、更新楽しみに待ってます。ですが無理なさらないでください。私は更新を気長に待っています。 (2019年4月15日 11時) (レス) id: 8e6b7bcff3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：藍 | 作成日時：2019年2月3日 0時
