かわいいかわいい俺達の子

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Aside


ガラッと少し固いドアを開けるとそこには……




「おう、A。早かったな。」

『はじめ！』




すでに体育館に居たのは岩泉一。
青城バレー部副主将だ。


私的にははじめの方が主将に似合っていると思う…




「来たばっかで悪ぃがスポドリ頼むな。
ネットはやっといたから。」

『うん、勿論！いつもごめんね。』

「ばーか、ありがと、だろ？」




私の頭をポンポンしながらニッと笑いかける。

自然と私も笑顔になってきた




『うん！いつもありがとう！』

「ちょっと〜！2人だけの世界に入らないでよ！
及川さんだっているんだからね！？」




ちょっと徹……雰囲気台無しよ


「うるせぇ！」の大きな声が聞こえた後、ゴンッとはじめの拳が徹の頭に落とされた


うわ……いつ見ても痛そうだわ



「岩ちゃんンンンんッ！！痛いよ〜！！」



徹の悶える声が聞こえる
ありゃ相当痛かったね(苦笑)




でも……




『スポドリ作ってきまーす』




なんでもないこの日常が愛おしいの。






―――
次からヤンデレ注意

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