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国見side
「……ッ!」
「……?……!!」
この寒空の下、俺は睡魔に襲われていた。
現在の時刻、6時。
言わずもがな、俺が原因だ。
だが、予定より30分も遅れたのに中々出発しない。
何故かって…?座る席だよ。
誰がAさんの隣に座るかで
俺は無駄に体力を消耗したくないし、
あの暑苦しい中に入って勝利を勝ち取れるとは到底思えない。
こういうのは頭を使わないと…ね?
「Aさん、一緒に座りましょ。」
その場にいる全員が俺の方を向く。
『うん、いいよ。』
…と、Aさん本人からOKを貰った
嬉しいが、及川さん達の視線が恐い。
まぁ、気にしないけどね
「じゃーお先に。」なんて言って先に乗り込む。
窓側がAさん。通路側が俺。
着いて早々、肩を借りて目を瞑る。
すると、優しくAさんが頭を撫でてくれた。
優しい手つきとフルーツの、嫌じゃない甘い香りが更に俺の睡魔を際立たせる。
あぁ……幸せ。
良い夢がきっと見れるな。なんて思ってたらいつの間にか落ちたみたいだ。
起きた時の充実感が凄かった。
また一緒に寝てもらおう。と心に決めてバスを降りる。
さぁ、
此処からが本当の戦いだ___。
__少年達の目に映るのは無数の敵達。
―――
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パインじゃむ - ヤンデレは我の好物、、最高٩( ᐛ )و (2022年2月11日 19時) (レス) @page2 id: a53206b000 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - ハイキューさん» 夜分遅くにすみません。嬉しいお言葉、ありがとうございます! (2019年4月25日 2時) (レス) id: c2ff24abe1 (このIDを非表示/違反報告)
ハイキュー - オモロです! o(・`д・´。)ヵ゛ンハ゛レ ! (2019年4月20日 20時) (レス) id: 6ff26b5a7c (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - 樹さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!そう言って頂けると気楽になれるので助かります(^^;相変わらずの亀更新になると思いますが、これからもよろしくお願いします。 (2019年4月15日 21時) (レス) id: c2ff24abe1 (このIDを非表示/違反報告)
樹 - この作品が大好きで、更新楽しみに待ってます。ですが無理なさらないでください。私は更新を気長に待っています。 (2019年4月15日 11時) (レス) id: 8e6b7bcff3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:藍 | 作成日時:2019年2月3日 0時