七 ページ33
エースは、まだわけが分からないという
顔をしていました。
その様子を「どれだけ鈍いんだ」という目で
食堂中の視線がエース見つめ、呆れています。
「まぁか。いつまでもそんな格好じゃ
昼めし食えないだろい。戻っちまえよい。」
マルコはまぁかの「ひどい」と
訴えかけるような視線をスルーして促します。
まぁかは一度俯いて、決心したような目で、
深く息を吸い込んだ後、人型の姿に戻りました。
もちろんお約束の真っ裸なので
膝をつく者が続出していました。
マルコは上着をまぁかに着せてやります。
エースはその姿を見て、驚き目を見開いて
そしてピシリと固まってしまいました。
顔は真っ赤になって、
バッと目を逸らしてしまいます。
「えーしゅ・・・。ごみんなしゃい・・・。」
※(エース・・・。ごめんなさい・・・。)
しゅんとうな垂れたまぁかの声で、ハッと
我に返ったエースは、昨晩のあの鈴のような
声でエースを呼び、その少女を愛しいと感じ
抱きしめたことは夢じゃなかったのだと
確信したのでした。
「いや・・・。まぁか・・・だよな？
お前が毎日甲板に来てくれて・・・俺。
すっげー救われた気持ちになってたんだ・・・。」
「怒って・・・にゃいにょ・・・？」
泣きそうな顔でエースを見上げるまぁか。
その瞳は不安そうに揺れています。
「ああ。怒ってねえよ。
話聞いてくれてありがとな！」
「えーしゅ・・・。ありあとっ」
エースはニカっと太陽のような笑顔を見せ
まぁかは華のような笑顔をエースに見せます。
そして
完全に蚊帳の外の隊長たちは、まぁかの笑顔を
独り占めしているエースが羨ましくて
仕方ないのでした・・・。
(おいっ。マルコ何とかしろよっ！！)
(・・・なんで俺に言うんだよい。)
(エースずるい。僕のまぁかなのにぃ〜・・・。)
((お前んじゃないっ(よいっ)！！！))
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ゴムゴムの実
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美咲(プロフ) - うわ、まじか。盗作かよ。 (2019年8月27日 18時) (
レス) id: f6fdf86c66 (このIDを非表示/違反報告)
時々雨(プロフ) - コメント失礼します。え、盗作となりきり行為って本当ですか……？ほのぼのと温まった気持ちが一瞬で冷める程に驚きました……。もしそうならばとても残念に思います。 (2019年6月26日 2時) (レス) id: de30ce462a (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - こちら盗作となりきり行為になりますので違反報告させて頂きました。実際に執筆されているサイトで作者さんがお知らせで別人だと仰って悲しんでおられますので。 (2019年2月18日 15時) (レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
なむ - これって桜さんって方の作品の続編ですか？(*‘∀‘)ｽｺﾞｲﾃﾞｽ (2019年1月1日 21時) (レス) id: 2ef438434c (このIDを非表示/違反報告)
アルト(プロフ) - ﾌｯ。最高かよ( ^ω^ )b…!! (2018年5月4日 2時) (レス) id: 153112a62a (このIDを非表示/違反報告)
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