情報屋。-伍-【銀魂】

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【銀時side】






料理が無くなる頃には夜も遅く、


食べ終わってからも騒いでいたガキ共は

並んで満足そうに眠っていた





月詠は晴太を担ぎ、日輪と帰ってった





流石に2人担いで吉原から万事屋に戻るのは骨が折れる




っつーことでAに1階と布団を借り、

2人を運んだ



こうなる事はAも予想内だったらしいしな









銀時｢はァ、重いっつーの……って痛ェっ！？｣






神楽｢もう食べれないアル〜……｣






新八｢……｣







寝相の悪い神楽の蹴りを腹に喰らい悶える



おい眼鏡

ちゃっかり肩震わせてんじゃねーよ







銀時｢つーか起きてたんなら自分で歩けよ……｣






新八｢……｣







声を掛けても寝たフリを決め込む新八

ったく、なんだってんだよ



眉を顰めつつ、

俺も寝ようと布団を敷けば今度は神楽が転がってきた







銀時｢だぁぁぁぁ！！何なのお前ら！！

ガキは大人しく寝てろ！！っぶべらｯｯ｣







流石に腹が立ちそう叫べば

今度は強めの蹴りで部屋の外へと吹っ飛ばされる







神楽｢……うるさいアル｣







蹴ってきた本人は

目を擦りそう呟くとスパァンと襖を閉めた







銀時｢けっ、何なんだよ


もう次から運んでやんねーからな！！


銀さん他のとこ行っちゃうもんね！

他のとこで寝ちゃうもんね！！｣







ホントに何なんだよ彼奴ら


何か企んでそうな2人に心の中で愚痴を零す





まぁ、多分まだAは飲んでんだろ



丁度もう少し飲みたかった所だ、と2階へ戻った



















新八｢……行ったみたいだね｣






神楽｢全く、世話のやける奴アル

これだから天パマダオは……｣






新八｢でもAさんもAさんで手強いしね｣






神楽｢それは銀ちゃん次第ヨ


私達はさっさと寝るアル

大人の時間はチェリーにはまだ早いネ｣






新八｢いやいや流石にそこまで……｣






神楽｢何言ってるアルか！

ここは大人の汚らわしい欲が蔓延るとこネ！


これだから童貞(ガキ)は……｣






新八｢いや銀さんはともかく、

Aさんはそんな人じゃないでしょ！！



ていうかホントにそれ何時までいじるの？

神楽ちゃん気に入っちゃってるよね！？｣






神楽｢銀ちゃんはきっとやる男ヨ……zzZ｣






新八｢ちょ、神楽ちゃぁぁん！？｣






神楽｢んん、……うるさいアル｣






新八｢ぶべらｯｯ｣

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