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【Aside】





その後、

きゃっきゃと騒ぎながらお互いに背中を流しあった


また子ちゃんとは中々会えんし、

晋助や万斉、鬼兵隊の事が聞けて楽しいわ






『んふ、ええ湯やな』




来島「良かったっす!


万斉先輩の気遣いで、

いつも一番風呂に入らせてもらってるんスよ」




『ん、やっぱり万斉がそこら辺しっかりしてるんやな

それだけでも安心するわ』





二人で並んで湯船に浸かり、

ゆったりとした時間が流れる






来島「でも今日はAさんがいるっスからね……


男に間違えちゃってたけど、

やっぱりAさんは綺麗なので心配ッス……、

こんな野郎共の中にAさんが……」




『んはは、

そんじゃそこらの奴にやられんのは自分もやで?


それにまた子ちゃんの方だってそうやろ?

こんな可愛い子がこんな船に一人』




来島「か、可愛い……っ!?」




『そ、可愛い女の子

その癖二丁拳銃でバカスカ敵薙ぎ倒すんは凄いわ』




来島「いやいやいや!

私なんかホントに晋助様やAさんの足元にも!!」




『ん、そうか?』





もげるかと思う程首を横に振り否定するまた子ちゃん

でも、照れているのか若干顔が紅い



一通り騒いだ後、

また子ちゃんがちょっと畏まったように口を開く






来島「あ、あの、Aさん」




『ん?』




来島「もし良かったら、

時間がある時に戦い方とか教えて貰えないっスか……?」




『戦い方?


別にええけど、もうまた子ちゃんは十分強いやろ

拳銃だって自分より扱いは上手いやろうしな』




来島「いや、こんな機会滅多に無いんで!!

Aさんの身体の動かし方を学ばさせて貰うっス!」





息巻くまた子ちゃんの圧に拒否はしづらい


ま、暇だろうしええか

自分もそういう銃器の扱いに慣れておきたい






来島「……あの、もうひとつ

その首の傷どうしたんスか……?」




『これか?

ん〜、自分と大切な奴を護るときに出来た奴や』




来島「い、痛くないんすか……?

そんな傷跡、しかも首に……」




『これが無かったら、

自分も大切な奴も救えなかったやろうしな


別に気にはならんよ



……さ、これ以上浸かってたら逆上せるな

あがろうか』






心配そうにこちらを見つめるまた子ちゃんに

微笑みかける



大袈裟なのは見た目だけやしな

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岬影 - 明けましておめでとう御座います。。これからも頑張ってください。 (2023年1月1日 8時) (レス) @page28 id: c8b8308491 (このIDを非表示/違反報告)
か。(プロフ) - 村瀬さん» ありがとうございます〜!ゆっくり更新していきますので気長にお付き合いください〜 (2022年11月13日 16時) (レス) id: 15a41b8b93 (このIDを非表示/違反報告)
村瀬 - バラガキ篇…!更新頑張ってくださいね🤲 (2022年11月13日 12時) (レス) id: 518be6f384 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:か。 | 作成日時:2022年11月12日 23時

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