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【Aside】





自分も目が冴えている

昼間は結構眠かったのだが、コーヒーのお陰か


また席に戻り酒を飲む





沖田「……Aさん、

結構飲んでやすけど酔わないんですねィ


相当酒が強いみてぇで」




『ん?…あぁ、せやなぁ

酒に酔った事ないんよ』




沖田「ヘェ?」




『1回仕事で腹立った事あった時に、

朝から晩までやけ酒してたんやけどな?「何してんでィ」


……ずっとウィスキー飲みまくってたんやけど、

全く酔わんかってん』




沖田「化け物かアンタ」





前、旦那にスピリ〇ス100杯くらいじゃないと酔わない


とか冗談のつもりで言ったが、

実際どうなのか自分でも分からない



ま、度数がそのくらいある酒を飲んで

限界を知っとくのもええn「あ、やべ」



土方さんと喧嘩していた旦那の焦った声が聞こえる


次の瞬間、頭から何かを被った






沖田「……あーあ」




『……』





ポタ、ポタ、と髪から水滴が滴り落ちる



喧嘩しながら飲み比べしていた2人のコップが飛んできて

中身がぶちまけられ、運悪くかかってしまったらしい



全身酒まみれでベタベタだ

濃い酒の匂いが自分から漂い、気持ち悪い






銀時「……あ、あの、Aさん?」




土方「す、すまん……」





焦ったように声をかけてくる2人






『あんたら、仲良いのはええけど……


いい加減にしとき、な?』





その瞳で射抜かれた2人は





「「すみませんでした」」




沖田「……強ぇ」





顔を青くして土下座する2人と

若干苦笑いでそう呟く沖田くん





『沖田くん、ちょっと風呂借りるわ

……2人はちゃんと座って飲んどいてな』





さすがにこのままじゃ居られない


気持ち悪いし、

いくら夏といえど濡れたままだと風邪を引く






沖田「分かりやした

あ、着替え貸しやすよ」





『お、ありがとな』



















沖田くんに礼を言いながら手拭いを持って浴場に行き、

サッとシャワーを浴びる





『……ほんま、仲良すぎるのは困るなぁ』






お陰で本日2度目の風呂に入る羽目になった



てか沖田くんちょっと身を捩ってたから気付いてたやろ

言ってくれてもよかったやん

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作者名:か。 | 作成日時:2022年2月6日 0時

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