猿原真一と税金* ページ2
セリフのみ
いつか肉付けするかも
「真一さん」
「ん？ どうしたのかな、何か困り事でもあったのかい」
「1つ気になることがありまして、質問してもいいですか？」
「もちろん構わないよ。なんでも私に聞きなさい」
「真一さんってどうやって税金払ってるんですか？」
「うぇ？！ 予想を遥かに超えた質問だ……」
「真一さんってばこの前、『金に触れると火傷するからそれ以降触ってない』って言ってたじゃないですか」
「あ、あぁ。もしやそれは私の真似かな？ よく特徴を捉えているね」
「ありがとうございます、って違う！ 真一さん話変えようとしたでしょ！ 話は最後まで聞いてください！」
「すみません……」
「あー、そんなしょぼくれないでください。せっかくの綺麗な顔が台無しですよ」
「君はすぐそういうこと言うのだから」
「もう、恥ずかしいんで掘り返さないでくださいってば。
それで、話を戻しますけど国民の義務として納税はありますよね。いくら真一さんが高等遊民だったとしても固定資産税とかあるでしょう？ 固定資産税とかあれ現金で払わなきゃダメだったはずですけどどうしてるんですか？」
「いいや、必ずしも現金でなくてはいけないということではないよ。カードでもできる」
「え！ そうなんですか？ 知りませんでした。というか真一さんカードは触れるんですね」
「まあね。人として最低限生きるためには必要な犠牲だ」
「犠牲て。私と出会うまでどうやって生きてきたんですか」
「……さあ」
「あー！またはぐらかしたでしょ！まあいいですけどね。
あとなんでしたっけ。払わないと年金が貰えない税金で、学生のうちは延長できるやつ」
「国民年金保険料の学生納付特例制度かな」
「そうそれ！ それはどうしてるんですか？」
「ふむ。世の中には知らなくても良いことがあるんだよ。なまえ が気になる気持ちも分かるが、今日はもうやめにしよう。税金の話をしたら蕁麻疹が出てきた。見てくれ」
「うわッ！ ガチじゃん。ごめんなさい真一さん。無理させちゃったみたいで……」
「そのうち治るから気にしなくても大丈夫だ。さて、私にはもうやる気が無い」
「ハイハイ、じゃあ私は今日もお泊まりですね。何食べますか？」
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伊万里(プロフ) - カテゴリーＪ♢桜もち。さん» コメントありがとうございます🙇♀️そう言っていただけてとても嬉しいです！大変励みになります！まだ始めたところなので何もございませんが、また見ていただけると嬉しいです！ (2022年8月1日 0時) (
レス) id: 8155f27608 (このIDを非表示/違反報告)
カテゴリーＪ♢桜もち。 - はじめまして！！読ませて頂きました✨凄く面白かったので、また更新楽しみにしてます！更新お疲れ様です、応援してます！！ (2022年7月31日 17時) (レス) @page3 id: 1f8c7328a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊万里 | 作成日時：2022年7月31日 17時
