今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:275,338 hit
小｜中｜大
・ ページ9
Side--Mushi
「うわぁ〜やっぱり恥ずかしいげえ！」
想像してほしい。オカメのお面をかぶった女性がバタバタと顔を手で覆って暴れている姿を。正直怖い。
「大丈夫だって、ドクター！」
「そうそう。
ドクター、アメリカに4年もいたんだしプレゼンとか得意だら？」
「うわうっざ！としみつ特にうざっ！
てか、ドクター呼ぶな！ドクターやら将軍やらややこしいわ！」
プレゼンの準備をしながらキャンキャン吠える彼女に、早く進めろ、と言う意味を込めて軽く睨みつけると、慌てて口を閉じた。
「すいません…
で、では初めます。
えー、私のテーマは、
〜将軍という女〜です。」
そのままっ！というツッコミが飛び交う中、彼女はゴホンと咳払いをする。少し前までの緊張していた様子は何処に。
すっとカメラを見据える態度に真剣な色が帯びた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 393人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「愛され」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：むむ◎ | 作成日時：2019年4月14日 14時
