花火が刺す【五条悟】 (ページ21)

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あとがきページ21

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。補足できなかったものをこのページで軽く触れます。

入学初日、彼女が五条のサングラスを奪った時に五条が酷く取り乱した描写があります。あれはみんなが術式使いまくったせいで情報が増大してしまいました。そんな中でサングラスを奪われたから、情報過多で混乱してしまい、五条は咄嗟に目を覆ったのです。あんまり深く考えないでください。正直に言うと適当です。テンポ良く書きたかっただけです。

メイド服を着させたのは直毘人だと言っていましたが、嘘です。直哉が彼女のことを虐めようとしただけです。「パパがメイド服着ろ言うてたで」と冗談を言われたのに本気で信じて着てます。そのせいで禪院家でも浮いた存在でした。

後半から宗教っぽくなったのは、作者が宗教学の勉強の休憩に書き進めたのでキリスト教に影響されました。ユダはその典型的な例です。最後のりんごもアダムとイブが食した禁断の果実を模しています。

平塚家のことは特に書きません。故意です。伏線も無しに"生まれた頃から不幸で〜"とか嫌いなので書きませんでした。多分平塚家は没落寸前だったので「せめてこの子だけは」ってことで禪院家に預かってもらったんだと思います。預けたところが悪過ぎましたね。

この後、二人は呪詛師と成される前に、夜蛾と五条家が躍起になって謹慎処分に留めたので呪術師続けられています。

告白シーンを濁したのはむかつくからです。何お前らだけ幸せになってんだよと腹立ったので、急遽はぐらかしました。自分達だけが幸せになれると思うなよ。

家入のブラックジョーク、個人的に好きです。傑作の二字が頭の中に出現した時はゴーストライターかよと自身を疑ったくらいです。ハマってくれ〜！

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