一緒に生活２[HIKAKIN]

みんなで焼肉！ ページ2

「うーん変じゃないかな」

部屋の姿見で自分の洋服を見ながらつぶやく。
今日は光と聖也と三人で焼き肉に行く予定だ。
変に着飾ったりしても焼き肉だから汚れるような服は着れないし、有名人二人とあるくのだからマネージャーのような悪目立ちしない服装がいいと思った。
その結果、シンプルな黒のトップスにベージュスカートといったいつものような服装になったのだけれど。
部屋から出てリビングに行くと、すでに支度を終えた光がまるおたちの餌を準備していた。

「光、準備できたよ」

「おう！多分もうすぐ聖也がこっちつくとこだと思う」

今日は聖也の車に乗せていってもらうことになっている。
光はいつものお気に入りブランドのTシャツとジーンズだ、男の人はこういうとき楽でいいなあと思ったりする。
ほどなくして、聖也が到着したため二人でマンションから出て車に乗り込む。

「聖也久しぶり！車ありがとうね」

「お！A久しぶりだなー乗って乗って」

車に乗り込むと乗り心地の良さにびっくりする、私は車とかに興味がないけれどやっぱり高級車って乗り心地もいいんだ。

「この車すごい乗り心地いいね、びっくり」

「そうなんだよ、長距離運転するときでもあんま疲れないからめちゃくちゃいいよ」

「兄ちゃん車大好きだからな」

そんな談笑をしているうちに近くの駐車場に到着する。

「ここから少し歩いたとこが俺らがいつも行ってる個室焼肉屋」

そうやって道案内され、ビルのエレベーターに乗り込み焼肉店に到着する。
そこは、明らかに高級な焼き肉店だった。

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