報告 ページ23
食事と後片付けを終え、お風呂に入った。自室に一人でいるのもなんだか寂しい気がして、まるおともふこがいるリビングへいることにした。
バラエティ番組を流し見しながらスマホを弄る、そういえば両親に仕事を辞めることは伝えていたけれど、光の家に居候させてもらうことは言っていなかった。
今なら母親も夕食の時間が終わり、手が空いていることだろう電話をかけてみることにした。
「もしもし」
『あ、A最近どう？心配してたのよ』
「あー、お母さんごめん全然連絡してなくてこっちは大丈夫」
『それで、社宅出たんでしょう？引っ越しとか保証人の連絡とか全く来なかったからお母さんどうなったか気になってたのよ』
「それなんだけど…光とたまたま会ってね、その…光って広いマンションに住んでるでしょ？だからその開いてる部屋に転がり込んでる…」
『あんた、それって』
「いや、そんな深い意味じゃなくて一時的にみたいな、ほら転職する間のもろもろのお金とか心配してくれたみたいで」
母親は光の母親ととても仲がいい、反対はしないだろうけれどいい大人が幼馴染のお世話になっていることを言うのは気が引ける。
『あら〜いいアイディアじゃない！光くんにお礼しないとね！』
「うーん…」
『あんたも光くんもいい年なんだからこれをきっかけにしちゃうのはどう？』
「なにそれ！」
『光くんのお母さんとも話してたのよ〜うちの娘と光くん二人共いい相手がいないならいっそ一緒になればいいのにねって！』
「はあ？何いってんのお母さん」
母親は昔からそういうところがある、光も聖也のことを気に入っていて将来は二人のどっちかと結婚しなさい！なんていっちゃうぐらいだ。
まあ、半分は冗談だろうけれど。
『まあなんにせよ、光くんに迷惑かけないようにしなさいよ！あとパパラッチ！パパラッチされないようにしなさいよ！光くんイメージ商売なんだから！』
「あー、確かに…気をつけなきゃ…」
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シリカ(プロフ) - きゃんさん» ありがとうございます…！遅筆ですがしっかり完結させたいと思っております…！今後もがんばります！ (2019年8月25日 20時) (
レス) id: 715e177fed (このIDを非表示/違反報告)
きゃん(プロフ) - 更新待っていました！お忙しいとは思いますが、頑張ってください！楽しみにしています。 (2019年8月25日 5時) (レス) id: 68aae87022 (このIDを非表示/違反報告)
シリカ(プロフ) - もなさん» そう言っていただけてとっても嬉しいです！これからもがんばります…！ (2019年7月9日 20時) (レス) id: 715e177fed (このIDを非表示/違反報告)
もな - シリカさんの文章 とても読みやすくて面白くて大好きです……！ゆっくりと更新を楽しみにしております (2019年7月9日 2時) (レス) id: 23768f9cf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シリカ | 作成日時：2019年6月21日 15時
