一緒に生活[HIKAKIN]

おうち探検 ページ10

その後、キッチンやリビングお風呂などの共有スペース、隣の部屋の案内、ゴミを出す場所やマンションの共有スペース、そしてマンションのコンシェルジュサービスについていろいろと説明された。

「コンシェルジュサービスなんて…私なんかが受けていいのかな…」

「せっかくなんだから使えばいいじゃん！クリーニングとか結構便利だから」

案内されるたびに、驚きの連続で目を丸くさせていた私に光が少し自慢げに話す。

「あ、でも私せっかく居候させてもらうから、家賃とか…」

「いーの！Aさ、いろいろ大変だっただろうし都会で生活するのって案外お金かかるんだからさ、幼馴染にどーんと頼っていいから！」

家賃のワードを出すと被せるように光がそういってくれた、しかしそれでは本当に申し訳ない。

「…じゃあせめて家事とかはできる限り任せて！光忙しいんでしょ？触られたくない場所とかは触らないからできることはさせてほしいな」

「Aらしいな、じゃあいろいろ頼むかもしれない、そこは本当にしてもらえると助かるわ」

「うん」

案内をしている間に結構な時間になったらしい、今日は一緒に出前のピザを頼むことにした。
幼馴染との不思議な新生活は今日から始まっていく。






「とりあえずさ、このネット通販のダンボール全部捨てていい…？広いといえども玄関結構埋まってるし…」


「それは…本当にごめん全部おまかせします…」

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