【消え失せていく信頼と絆】《銀魂》

第26訓 ページ29

近藤side


時刻は午後3時半
一通り 仕事が終わった俺は、Aちゃんの見舞いに来た



昨日、Aちゃんに明日から来るなって言われたが
来るなって言われたら行きたくなるもんだしな！と思いながら






いつも見舞いに来てた時のように 病室へ向かった









…が、病室についた瞬間
目を疑った









¨昨日までいたAちゃんがいない¨









これは夢か？
もしかして病室移ったのか？









まさか……いや、まだ1週間はある
死ぬわけない







数分間 病室で考えていると、看護師が入ってきた





看護師｢あなたは…近藤さんですか？｣


近藤｢そう…ですが？｣





看護師｢あなたに伝えなければならないことがあります




Aさん なんですが、昨日の夜
体調が急変して…









¨亡くなったんです¨｣




近藤｢は…？
え？…な、何を言ってるんですか 看護婦さん
冗談にも ほどがありますって……｣


看護師｢冗談じゃありません
…信じたくないのは分かりますが
本当にAさんは……｣




近藤｢…なんですぐ連絡してくれなかったんですか！｣



看護師｢実はAさんに、頼まれていたんです







¨近藤さんと山崎、終兄さんには迷惑かけたくない
あとは…看取られたくないんだ¨
とご本人がおっしゃっられていました







あと…近藤さんに渡してほしいと
¨手紙¨をお預かりしてます









こちら Aさんからの手紙です…






私達 一同、何のお力にもなれず
すみませんでした





失礼します｣




と言って看護師は出ていった







俺は すぐ手紙の封を開けた

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